学生は時間という武器を最大化しよう
学生と社会人では生活に違いがでます。
1つは収入があるか、ないかです。
もちろん学生でもアルバイトはできます。
しかしそのアルバイトで月に30万とか40万も稼げないですよね?
当たり前ですが就職すると『給料』をいただきます。
そうすると『時間』=『お金』という考えが強くなります。
就職は自分の時間と労働力を経営者に売ることです。
まさにTime is moneyですね。
しかし学生さんの場合はどうでしょう?
授業に出たり、レポートをしたり、部活がある。
これらは収入にはなりません。
むしろお金払ってますね!笑
それでも時間の意識は大切です。
『時間を意識した学生』
『時間を意識しない学生』
とでは差がすごい出ます。
前に記事で書いたように歯学部生では2年生以降は忙しい時期もあります。
時間をどう使うかが国試の合否にも左右します。
逆手にとれば、学生さんは時間と若さが武器です!
じゃあ「部活を辞めて時間をつくりなさい」
といった話ではありません。
むしろ部活はやった方が時間の使い方は上手くなるかもしれません。
<学生が時間を意識するポイント>
・なるべく留年しない
・多くを経験する
・スキマ時間を使う
・ダラダラしない
1つずつ深掘りしていきます。
【なるべく留年しない】
『学生時代の1年』と『社会での1年』は大きく違います。
社会に出て働けば給料をもらいます。
歯科医の場合はもちろん診療の知識や技術をつけていきます。
学ぶことは学生時代より多い。
だとすれば、学生時代は短いに越したことありません。
テストや国試はなるべく一発で受かるように準備しましょう。
一発合格のためにこのnoteではヒントもたくさん出しています。
ぜひ、学生生活にも役立ててください。
【多くを経験する】
学生だからといって、勉強だけしてねと言っているわけではありません。
部活でスポーツすることはいいことです。
部活を通して社会のルールや組織での生き方の訓練にもなります。
社会に出ると学校では習わない様々な問題にぶつかります。
その時は授業以外で身につけた知恵で乗り切るしかありません。
学業がおろそかにならない程度にスポーツしたら旅行に行ったりしていろんな経験を積極的にしていきましょう。
【スキマ時間を使う】
私はこの『スキマ時間』を活用するのが好きです。
5分しかない時でも意外と本を数ページ読めたりします。
「5分しかないから」と先送りにしない。
「5分だけ、やってみよう」の精神です。
1日の中でまとまった時間がなくても、スキマ時間を集めると2時間くらいになったりします。
このスキマ時間活用、実はみなさんももう実践してます!
それがスマホです。
スマホのスクリーンタイムにその日スマホを触った時間が載っています。
あまり使用していないのに3時間とかいきます。
これを違うことに利用するようにしましょう。
読書でも勉強でも雑務でも。
スキマ時間を制するものが1日を制するのです。
【ダラダラしない】
これは自分の1日のやるべき事がない時に起こります。
時間が必要なとき、「時間がない」と感じるものです。
国試前になればわかります...笑
本当は時間は誰にでも平等にあるわけですから、自分だけ「時間がない」ということはないのです。
どちらかと「余裕がない」。
じゃどうするか?
これは『何もしていない謎の時間』を減らすしかない。
私もそういった時間は減らすようにしています。
例えば「テレビを見る」という行動。
これも「見たい番組を見る」のと「何となく暇だから見る」のでは違います。
ここの違いがわかると時間の使い方が上手くなります。
勉強も集中できない時に無理にやってもダメです。
人間の集中力には限度があります。
一度休憩を入れた方がリフレッシュされます。
ただし「休憩」は本気で休憩すること。
「休憩なのかスマホをいじるのかわからない時間」はなくしましょう。
スマホをいじる時間は実は脳を使っていますので疲労します。
スマホで休憩時間が休憩にならない。
そんな悲惨な状況だけは回避しましょう。
メリハリをつけ自分の時間は大切にしましょう。
【学生時代と今】
私も学生の頃に「大学生ってこんな忙しいの?」
と思いました。
特に解剖実習あたりはしんどかった。
しかし社会に出ると、学生のころのほうが余裕があったように思います。
仕事をしている私を例にすると
9:00〜18:00までは診療があります。
診療後にこのような記事を書いたり、治療の勉強をしたり、運動したり、読書をしたりしています。
みなさんと同じように運動に2時間なんて確保しづらい。
それでもスキマで運動も勉強もこの記事も書きます。
時間が欲しいのでテレビはやめました。
みなさんはどうでしょう?
学生の場合は実習やテスト、部活で時間が取られます。
しかし時間をうまく使えず、留年してしまえば1年分の年収や経験がなくなります。
これは大きな損失です。
さらに歯科医師の世界は上下関係が厳しい。
そのため例え年下でも先輩に教えてもらったり、頭を下げなきゃいけないこともあります。
中には年下の先生に雇われている人も存在します。
ただでさえ長い6年間の学生生活です。
この6年間での『時間への意識』は大きな差を生むでしょう。
今後もみなさんの生活を応援しています!
ではまた!