【自己紹介】後輩にnoteで伝えたいこと
はじめまして、歯科医をやっているロンイーと申します。
現在歯科医師8年目で開業しています。
諸先輩方からしたらまだまだペーペーですが、私も後輩歯科医や衛生士さん、歯科助手さんを育てる立場になりました。
そこでnoteを通じて後輩歯科医、衛生士さん、学生さん、医療系のみなさまに私の知識・経験(お金、歯科、恋愛)と歯科界の現状をお伝えし、役立てていただけたらと思います。
一般の方にはお役立ちできるかわかりません。
ただし、歯科医ではないが息子・娘が歯学部に通っている方またはこれから歯学部受験を考えている方には役立てると思います。
【こんな不安や疑問ありませんか?】
・歯科医の仕事はどんな感じなのか?
・歯科医に必要なスキルや才能は?
・歯学部に入ったけど将来が不安
・研修先(マッチング)や進路で悩んでいる
・歯科医はモテるのか?
・歯科(歯医者)の給料事情はどうなのか?
・コネがなくても大丈夫か?
・職場(医院)の人間関係で悩んでいる
・頼れる先輩がいない(コネが無い)
・全く違う職種に転職ってできるの?
・開業ってどうなの?
・専門医ってどうなの?
ここに書いたことは、過去に私が知りたかったことや悩みです。
このnoteを通して同じ悩みを持つ後輩歯科医や学生さんに私という望遠鏡で歯科界のリアルを覗いてもらいたい。
そして1人でも有望な歯科医がいれば多くの患者さんが救われます。
きれいごとじゃなくて本当ですよ。歯科医は1日で20人以上の患者さんと触れ合うことがありますから。
【どうしてこんな不安や悩みがあったのか】
そもそもこの不安と悩みの根源は何なのか?
私の歯学部入学までの経歴を紹介しながら説明します。
私は何のコネクションもない歯科の世界に入りました。
「歯医者になりたい!」という立派なこころざしはありませんでした。
とくに頭も良いわけでありませんでした。
「カッコ良さそうだから、とりあえず医者を目指そう〜」という軽すぎる気持ちで医学部を受験。
当然失敗して浪人を経験。
その後、運良くギリギリ合格できた地方国立大学歯学部に入学(卒業までにウン千万円必要な私立歯学部は無理)。
親戚や知り合いに歯医者がいるわけでもない...
家庭も裕福ではなかったので『カネなしコネなし』状態です。
国立歯学部でも半分くらいは親が歯科医です。
そして私からすると親が歯科医の学生はだいたい裕福にみえました。
私はというと国立の年間授業料53万ですらギリギリで、奨学金を借りないと生活(家賃・光熱費とか)できないという状況でした。
そしてこの奨学金というのは諸刃の剣です。
良くも悪くも借金に変わりはありません。
『歯科医師免許』という株に情報が無いままbetしました!
私は6年間で多額の奨学金(おおよそ800万)を借りなければならなかったのです。
入学した瞬間に『歯科医の給料事情』が気になったのはこのためです。
みなさんはどうでしょうか?
いろいろな背景を持った方がいると思います。
私とは違っても『歯科の世界に対する漠然とした不安や悩み』はないでしょうか?
もしあれば少しでもその不安と悩みの解消に役に立てればと思います。
【歯医者になってわかったこと】
・大学の授業では教えてくれないことは多い
・大学の教育は本質的ではない側面もある
・思ってた歯科医師のイメージと実際は大きく異なる
・向き不向きはある程度ある(どんな職業でも同じ)
・いろいろな就職先がある
・やっぱり勉強は必要
・国試の知識はあまり必要ない
・想像以上にやりがいがある
・様々な性格の歯科医がいる
・衛生士さんや助手さんは大切
・患者さんの人生を変えれることもある
他にもいろいろあります、書ききれません。
歯科界には色々あります。
研修医のときは悩みも多かったです。
どの業界でもそうでしょうが、『闇』の部分もあります。
でも明るい部分もあります。
現在、私は歯科医の仕事に充実感を覚えています。
とてもやりがいのある仕事だと感じています。
みなさんには歯科の明るい面も暗い面も伝えていきたいと思います。
学生さんをはじめこれからの歯科を背負う方々には歯科界に入る前に準備体操をしてほしいと思っています。
そのために私のnoteの記事を読んでいただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。