歯科医はモテるのか?【女性編】
【男性編】の続編です。
今回は女性歯科医の恋愛事情について触れていきたいと思います。
厚生労働省の調査を参考にすると、
・歯科医師計約10万4000人
・男性歯科医は8万500人
・女性歯科医2万3500人
およそ8:2の比率です。
女性歯科医は歯科界では少ないのです。
私の大学も同じ学年の男女比7:3くらいでした。
一般の方が歯科治療以外で出会う機会はあまり無いかもしれませんね。
実際に歯科医同士の結婚も多いです。
女性歯科医編では私の友人、6名のインタビューした情報をもとしています。
私のインタビューで多かった返答
「結婚して家庭に入りたい」
歯学部生のころからそのように思っている方もそこそこいるようです。
以下は私の友人女性歯科医の結婚例です。
<友人H.Kさん>
歯学部学生時代に付き合い、そのまま結婚。
お互い歯科医。
<友人T.Sさん>
卒後地元の婚活パーティーで出会い、意気投合し結婚。
夫との職種は異なる。
結婚まではそれ以外にマッチングアプリなども利用していた。
<友人N.Mさん>
就職先の口腔外科で出会い、結婚。
お互い歯科医。
どうでしょうか?
3人中2人は歯科医どうしの結婚でした。
他の3名は現在は未婚です。
【歯科医師になっても結婚需要が少ない】
女性歯科医の場合も男性と同じように歯科医だからモテるということはありません。
女性歯科医はむしろ「学生時代のほうが出会いもありモテた」という方もいました。
男性歯科医との違いは、『歯科医師免許』取得により結婚需要が少ないことです。
【男性編】で話したように男性の場合は学生時代とは違う結婚需要でモテることがあります。
男性歯科医では「え、あいつが結婚できたの?」なんてこともあります、失礼ですが。
私も高校時代の友人などに一般サラリーマンが何人かいます。
彼らから『ぜひ女性歯科医を紹介してほしい』と言われたことはありません。
『歯科衛生士さんを紹介してほしい』というのはありますが...
一般男性からはなぜか歯科衛生士さんの需要の方が高い。
女性歯科医でも美人で優しい人もいるのにもったいない。
歯科医となるとややハードルが上がるのかもしれません。
ともかく歯科医師となっても男性からの需要は高くならない実情はあります。
【同業者とは付き合いたくない女性歯科医もいる】
女性歯科医の場合、歯学部時代や卒後に男性歯科医の恋愛のウワサ話や不倫の話を聞いたりしているので、男性歯科医との結婚を避ける人もいます。
確かに学生時代にとある診療科ではスキャンダラスなウワサが横行していました。
『A先生とC先生は不倫関係らしいよ』のような噂を聞くといい気分はしません。
また狭い世界なので普通の恋愛であってもウワサの対象となってしまい気持ちが悪いのです。
そのため、同業者や同じ職場での恋愛を好まない歯科医もいるのも事実です。
そういった人たちは、歯科界の外に出会いを求めるわけです。
ただし歯科界の外に繋がりがある人は少ないと思います。
普通の大学なら学生時代に様々な学部とサークルや交流があったりします。
しかし歯学部というのは1学年の人数も少ないですし他学部との交流が持てません。
歯学部が他学部と生活を共にしづらい事情は「カリキュラム」にあります。
これについては以下の記事を見てもらえればと思います。
歯科医以外との出会いはなかなかありません。
とくに田舎ほど難しいようです。
コロナ以前は街コンなどが流行り、都心では出会いの場所がありました。
現在は状況的に難しいようです。
そのため大学卒業後はマッチングアプリなどを使用する人も多くいるようです。
他業種の人と出会いたい、または結婚したい場合は積極性が必要です!
それでも他業種の方と結婚し、幸せな家庭を作っている人もいるので積極的に行動すれば出会いはあるということです。
【歯医者同士の結婚は多い】
私がインタビューした3人中2人は歯医者同士の結婚です。
友人N.Mさんのように『口腔外科』勤務となると男性歯科医が多いので恋愛関係になることもあるようです。
他にも大型法人の歯科医院の場合は複数の歯科医が所属するのでそこで出会いがあることもあります。
友人H.Kさんのように学生時代に付き合い、そのままゴールということも実例は多くあります。
ただしこの場合は気をつけるポイントがあります。
・相手の親が歯医者である場合
・地元が異なる場合
・歯科医としてのビジョンが異なる場合
以上が『歯学部カップル』または『歯科医カップル』が気をつけるポイントです。
このポイントはここでは詳しく掘り下げません。
卒後はお互い進路もあります。
歯科医にとって卒後の進路は非常に重要です。
この3つのポイントを理解していないと破局します(経験済み)。
何度も言うように歯科界であれば同業者との出会いは簡単です。
ただし男性と違い、職場の衛生士さんはほぼ女性なので対象が男性歯科医になりがちです。
【結婚における年収格差のハードル】
さらにもう一つ『年収格差』についてです。
30代のサラリーマン平均年収は男性で約480万円。
しかし私が知っている女性歯科医はこの年収よりはるかに高い方がほとんど。
年収格差があってもいいと考える女性歯科医は実際います。
男性側も年収格差を気にしなければ問題ありません。
しかし、中には自分より年収が高い男性を望む女性歯科医もいます。
結婚までにハードルが2つあります。
①女性歯科医が相手男性の年収が気にならないこと
②逆に男性が女性歯科医の年収を気にならないこと
この2つをクリアできないと恋愛はできても結婚は難しいでしょう。
歯科医師の資格があれば、開業もできます。
女性歯科医はやろうと思えば自立して生きていけます。
実家が歯科医の女性は裕福な人も多いので、ますますハードルは上がります。
もちろんお相手が歯科医や医師であればこの年収ハードルをクリアできる可能性が高まります。
こうして歯科界または医療界の狭い世界での出会いで完結することが多いのもまた実情です。
【歯学部女子と若手女性歯科医へ】
すごいお節介ですが、上からアドバイスをしますね。
ご容赦ください。
歯学部は全てストレートで卒業しても研修医の時点で25歳です。
浪人や留年、国試浪人をしてしまうとあっという間に30歳になってしまいます。
大学を卒業すれば女性も男性も結婚は意識します。
中にはバリバリ結婚なんて考えないで働く人はいます。
しかし今回のインタビューでもわかるように少数派でしょう。
そのため20代で結婚したいと考える女性歯科医または歯学部生は自分の人生についてよく考えておくことをお勧めいたします。
女性歯科医は他の業種から見れば非常にメリットもあります。
それは出産があって職を離れても資格があればいつでもどこでも復帰可能ということです。
他の業種では一度産休でポジションを離れると、戻るポジションがあるか不安になるそうです(1部上場企業の知人)。
歯科の世界ではあまりそういったことがないので、このメリットは非常に大きいと思います。
自分の人生どう生きたいのか、しっかり自分と向き合って楽しくいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!