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15.タイオワン事件の後

2021年4月10日、時間が過ぎるのはとても早いですね。台湾の歴史から少し脱線してから、既に1ケ月近くたっていました。毎日、やることが多すぎます。年齢を重ねると自分でやる事を決めていますが、貧乏性の私はどんどんやる事を増やしてしまいます。今度は断捨離して行かないとだめですね。

映画のような話である、タイオワン事件の解決の解決策は何だったのか?

”まとまった協定案は、ノイツ長官(タイオワン事件で捕まったオランダ人)を釈放する代わりに、オランダ側五人、日本側五人をそれぞれの船で日本まで護送した後に人質をお互い渡して和解する事、没収した十五ピコルの生糸を返却することであった。ところが、両国の船が長崎に到着すると、日本人質は直ちに釈放のだが、オランダ人については、将軍がせっかく新港社の台湾人に与えた贈物をオランダ人が没収したのは幕府に対するぶちょくだとして、オランダ人をそのまま監禁してしまう”

ひどい話ですね!長官を釈放するに五人差し出すってさ。自分が差し出される人間だとたまったものではありません。現在だと人権侵害の極みですね。時の将軍、第3代徳川家光も約束を守らずオランダ人を監禁してしまう。外交ってこんなもんなんだろうな!と思うところもあります。外交は難しい。

thanks 出典

日台貿易史(その2)タイオワン事件による日蘭貿易断絶顛末記 姉崎慶三郎


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