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【#86】ほぼ日刊オススメV音楽

「」MV -波羅ノ鬼(ハラノオニ)-

 波羅ノ鬼さんが『「」』を公開。
 何回聴いても歌声凄まじいですね。波羅ノ鬼さんの歌う事への想いが乗る歌だと思うのでこの歌の真価が発揮されるのはおそらくライブなんでしょうね。路上ライブをやられる方なのでぜひ遭遇してみたいものです。
 気になるポイントはトラウマでは#1がついていたのにそこから4本非公開の動画がつづいて、この曲でナンバリングがないのが気になりますね。おそらくトラウマに続くお話が聴けるんでしょうか。もう一曲、「ねがいごと」という曲があるんですが、それもいつかMVで公開されると良いですね……。楽しみです。聴きたい方はライブでは歌われることが多いので要チェックです。

93poetry/夜を渡る feat.アメノセイ・桂木なる・小宵【Track by HANEY PATH FRIEND】

 93poetryさんが『夜を渡る feat. アメノセイ桂木なる小宵を公開。TrackはHANEY PATH FRIEND
 4名が紡ぐそれぞれの夜。ひとりひとりの夜なんですが、それが繋がっている構成がまず素敵です。押し付けがましい寂しさややるせなさの共感ではなく、ただ同じ夜という時間に思う事の連なりが生む空気感が、まさにそれぞれの夜を渡っていくようです。
 アメノセイさんは安らぎの時間としての夜を甘いくささやくような歌声で表現。桂木なるさんは後悔と向き合わざるを得ない夜をがっつり韻を踏んで表現。小宵さんは未だ手の届かない月を思う夜を語るように表現。93poetryさんはやるせなさのやり場を探す夜を叫びをこらえるように表現。淡々と紡がれるので自ずと聴いたこちらも夜という時間に向き合ってしまいましたね。好きな夜だなと思ったらそのアーティストの曲をディグってみると良いかもしれません。ぜひ。


おわりに

 新人さん探しの時間がとれていない問題とぶつかっておりますナガイですが80台もいよいよ後半です。大事に行きましょう。

 夜をテーマにした曲を沢山聴いてますと一口に夜といっても時間帯から印象まで人によって様々あるものだなと考えさせられます。自分はどうだと思い返してみても、期待に胸が膨らんでいたり、不安に押しつぶされそうになっていたりと忙しいものです。しかし、こうやって他人の夜を覗いてみると、妙に夜というものが質感をおびてきて妙に愛おしくなるのは不思議なものですね。

 さて、いつにもましてポエムになってきたのでこの辺で。それではまた次回!!

 

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