アイドルの選手寿命について

 (7年ほど前に書いたものをベースにしているため、出てくるアイドル名が古いのはご容赦ください)

 アイドルとサッカー選手の選手寿命は似ているのではないかというのが長年の持論です。
 アイドルの選手寿命はその性格上、かなり短い。そこで仮説として10歳から2歳ずつ年齢を重ねていくと考えると、実年齢15歳の時、サッカー選手でいえば20歳、実年齢18歳の時に26歳、そして20歳の時には30歳のプレイヤーということになる。こう考えると20歳でもアイドルとしては若手ではないと思えます。
 2010年選抜総選挙1位の大島優子さんは当時23歳。これを先ほどの法則に当てはめてみると36歳になる。日韓W杯代表の鈴木隆行選手と同位置。また4位だった篠田麻理子さんは当時26歳。イコール42歳のプレイヤーとなります。カズこと三浦知良選手(横浜FC)クラスの選手が代表先発になる位置づけです。一方、「ぱるる」こと島崎遥香さんや、「まゆゆ」こと渡辺麻友さんはともに当時19歳。これは28歳ぐらいとなるわけで、代表エースとなっても決して早すぎない年齢ともいえます。

 年齢の高いメンバーを批判したいわけではない。サッカー選手もアイドルも年齢を経るごとに厳しい節制を強いられる事を考えれば、選抜総選挙に出馬することは決して楽ではないでしょう。

 コロナウイルス感染予防による自粛の中で、コンサートや握手会はおろか、メディア露出も難しい時期。さらに地下アイドルなどは相当厳しい状況でしょう。しかしyoutubeやSNSを通じて投げ銭を稼ぐといった新しい手法も考えられます。アフターコロナのアイドルの選手寿命は変化していくのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?