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国産材の高耐久木材、LBウッドを開発した背景。
(木材保存の定期的に行われる講座にて)でご紹介した概要を、言葉で説明したものを、具体的に図式化されたグラフを見て頂くと、より鮮明にわかると思います。
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国産材の蓄積量はどんどん増えていってますが、伐採は急峻な山が多いので、効率は悪い上に、労働者不足が深刻です。
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伐採、運搬などは機械化されつつありますが、森林地は、どうしても交通が不便であることや、外材が自由化されて関税が低く抑えられてドーッと輸入され、反面、日本の林業はこうした困難を抱えてしばらく、顧みられてこなかったと思います。
森林も、定期的に伐採し、更新しなければなりません。
近年、環境問題やら海外からの輸入材が、爆発的に上がりまた、短期的に(ウッドショック)という現象が起こりました。
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自国で調達できて、国土の生物的循環もできてと、かなり有望な未来を考えると、需要に即対応でき、運搬も距離が長くなく、化石燃料を使わなくてすむ国産合法木材にも光明が当たると思ってきました。こうしたエクステリアに使用するとなると、耐久化の一歩、保存材加圧注入自体、世界的に見て、極端に使用が少ないのが日本。
あまり、知られていないのかもしれません。”塗装みたいなもの”と誤解されることもあります。
加圧で保存材を圧入して、高耐久性を確保するのです。
日本の植林木は幸いなこと、スギ・ヒノキは外材に比べ、入りやすいし、信頼性が高いです。
保存剤を2種類を2工程でわけて加圧注入し、注入前に人為的なキズ(インサイディング)で圧入しやすくし、そこをシリコン塗膜をかけるという方法は、国産材がよりエクステリア材として使いやすくし、かつ材質感もあるし。ひいては、山の環境をよくするものだと考えています。
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