先日の稲山正弘氏の記念展でのデザインに興味をもったので、実際に実用に資されている場所を見てみたいと。
池上線の戸越銀座駅に見学に行った。
国産材の集成材集成材で、構造がすなわち意匠になってるようにおもったからだ。集成材なのは、集成材のほうが強度的なばらつきがないからだろうか?
戸越銀座というロゴもおしゃれで、ここには有名なアーケード街があり、人と人の距離が近い、都内にあってなにか人情味のスパイスが加わったような街に、この木造むき出しは似合う。鉄骨の素材だと、存在が超然としすぎる感をもってしまう。
記念展でも、写真があった。やはり、実物をみると、どんな街なのか、そしてどんな街でありつづけたいのか?よく理解できる。
記念展にあった(創意と工夫)という写真集に、表参道でみた、カラメンアーチが載っているので、暫く考えてみた。
露天で無処理の木材を使うのは、雨水などが滞留すると腐りやすいが、荷重を逃がすため、水平の場所がないので、滞留しづらく、腐朽確率は下がると思うのだが。
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集成材が使われていることで、杉山英雄氏の言葉を思い出しおさらいしてみた。