こうして私は社内ニートになりました
はじめまして。ロング缶と申します。
今日は私がいかにして社内ニートの称号を獲得したかについて書いていきたいと思います。
■ 社内ニートになった経緯
経緯今の会社に入社したのが2019年の夏。29歳の歳のことです。
コロナ禍直前の夏に、たくさんの会社を受けて落ちまくった結果、今の会社にご縁をいただきました。
当時は、ちょっと年齢層が高くて昭和体質な会社だけど堅実でしっかりしているといった印象。入社してもその印象は大きく変わることはなく、ホワイト企業だなぁと安心したのでした。
(前職はアパレルメーカーでしたが、びっくりするほどのブラック企業であり、それはまた別の機会に書きます)
配属されたのはとある管理部門。正社員としてのスタートです。
私の場合は採用時に「産休に入る社員の後釜」として採用するということを説明されていたので、「ああ…産休社員は復帰しても今の部署には戻ってこないのだろうな」と思い込んでおりましたが、ふたを開けてみればそんなことはありませんでした。
2019~2021年春までは女性三人+男性何人かで構成され、
うまく回っておりました。
■ 転機
ところが転機が訪れたのは2021年4月。
何の前触れもなく、今の部署にもう一人女性が異動してくるということでいきなり上司から個別面談で説明されました。
「え……?人員はそもそも女性三人でまわっているのでなんでもう一人増やすんだろう?」
後から事情を聞いて知りましたが
どうやらこの時に異動してきたAさんはうつ病で休職しており、
復帰する際に会社が配慮をして元の部署ではなく閑職である私の部署への移動を指示し、上司が断り切れずに受け入れた…
こんな背景がありました……
さらに困ったことに、女性三人でやっていた仕事はこのAさんに一部まわされたのですが、Aさんは病気の事情か性格上か、引き受けることができない仕事もあるのでした。
私達がその業務で席を外している間にそのAさんが仕事をこなしてしまうため、手の空いた時間が増えるようになりました。
それでも私はマニュアル作成など自分にできることは探して
コツコツと仕事を積み重ねていった記憶があります。
次に続きます。