シネマ1000 - 2021年9月
昔、一年に100本の映画を鑑賞しようとしたが、レンタルビデオだと足を運ぶのと映画を選ぶのに時間がかかりすぎて、50本でギブアップした。
でもインターネットで見放題なら100本クリアは軽いだろう。というのも、9月だけで、なんと13本の映画を見たからだ。ということで、映画を1000本観るまで死ねません!
一応Filmarksに投稿したスコアを基準にランキングを付けてみた。(スコアは非公開)
1位 ウィッカーマン(1973年)
2位 フットルース
3位 ヘルレイザー
4位 シンクロナイズド・モンスター
5位 フッテージ
6位 ミッドサマー
7位 戦場のメリークリスマス
8位 地獄の門
9位 幽幻道士
10位 13日の金曜日Part7
11位 ウィッカーマン(2006)
12位 ロード・オブ・セイラム
13位 コンテイジョン
ようやく観れた名作
「フットルース」のサントラは昔よく聴いた。タイトルがフットボールみたいだから、てっきりスポーツドラマだと思っていたから見ることがなかった。じつはダンスと音楽の映画だったんすね!
「ヘルレイザー」はスパイクヘッドの異様なヴィジュアルが気にはなっていたけど、いまいちどういう話か連想できなくて手が出せなかった。なるほど、魔導士様でしたか!
「地獄の門」は昔ホラー映画雑誌の表紙になっていたが、何の映画かは知らなかった。
ようやくルチオ・フルチのシュールな世界観を満喫!
「戦場のメリークリスマス」もようやく見れた。フランスではFuryoというタイトルなので、「不良」と勘違いして大笑い。じつは不良ではなく俘虜(捕虜のこと)だった。でも不良っぽい人ばかり出てるので、あながち間違いではないかも。
話の内容はよくわからなかったが、南の島の景色の美しさや、戦争映画とは思えないほどホッコリする作品だった。
意外な結果?注目の2作品
アンハサウェイの「シンクロナイズド・モンスター」が意外と面白かった。アンハサウェイだけで元を取ろうとしているユルめのコメディかと思いきや、なかなか骨太な展開になってラストも想像できなかった。
そして今最も注目される「ミッドサマー」は6位という以外な結果に。ただし、6位だからといってスコアが低いわけではない。むしろ衝撃度ではトップだろう。デビュー作で今世紀最高のホラー映画を作ってしまったアリアスター監督の2作目。前作と同様にカルト教団の儀式を描いているが、いかにもホラーな前作とは違い、明るく健康的で綺麗なホルガー集会。暗くて陰鬱なだけがホラーではないと証明したようなもので、アリアスターから今後も目が離せない。
リメイクと比べた結果…
「ミッドサマー」の元ネタと言われる「ウィッカーマン(1973年)」が、ぶっちぎりの1位。
オカルトというよりもカルトな映画。
ミッドサマーというよりバーニングマンの元ネタじゃないのだろうか?
そして、リメイク版の「ウィッカーマン(2006年)」は11位と大差を付けられた結果に。
ニコラス・ケイジが主演なのだが、彼がシリアスになればなるほど笑えるのはなぜだろう?しまいにはチャリンコ乗ってるだけでもおかしくてしょうがなかった。
来月もホラー見まくり。映画1000本観るまでシネマ1000!