子猫を飼っている借金男
彼とは某アプリで知り合った。
YouTuber兼タトゥーアーティストのヤマダレンを知っているだろうか?
当時の私は髭ロン毛黒髪パーマにタトゥー入ってる紙タバコ吸う男が大好きだった。
そんなヤマダレンに憧れている男と会う事になった。
以下、ヤマダと呼ぼう。
はじめましては別の男と会う約束していたがドタキャンされ、途方に暮れていた私を受け入れてくれた。
ヤマダんちの最寄りについたら
黒髪ロン毛パーマの白Tに短パン男が現れた。
まだアプリに慣れていなかった私は
東京にこんなイケメンロン毛がいるんだとビックリした。
そもそも自分の話をすると
私は自分の容姿に一切自信がない。
性格は難あり、変わり者、個性的な洋服。万人受けはしない。
そんな私とイケメンが会ってくれるのか!!!
そんな気持ちだった。
ヤマダんちの近くに安い個人居酒屋があり行った。
関西出身だからなのかコミュ力があるヤマダ。
でも柔らかい話し方をするヤマダ。
紙タバコを吸うヤマダ。
酒を飲むヤマダ。
全てがかっこよく感じた。
お酒が良い感じにまわりヤマダは語り始めた。
新卒で入った会社で鬱になり休職中、
死のうと思って最後にクレカの上限をめいいっぱい使ったらしい。
でも結局死ねず弁護士に債務整理をしてもらい、毎月数万円返済してるそうだ。
お店が終わりの時間になりヤマダんちに移動した。
なんとシーシャがあったのだ。
まだロン毛と全然遊んでいなかった当時の私は
家にシーシャがあるのか!と驚いた。
今考えると家にシーシャがある男は無理だ…
シーシャを吸い出すヤマダ。
自分で好きな味を作って美味しそうに吸う。
部屋を見渡すと整えられたお洒落な部屋に
ぬいぐるみがある。
待てよ、ヤマダ彼女持ちか?
聞いてみると彼女がいた。
顔も見せてくれたがとても可愛かった。
ふと、なぜヤマダは私と遊んでるんだ?
そんな疑問を抱えながら
ヤマダとセックスをする時間を迎えた。
お尻と騎乗位が好きなヤマダ。
えろいと褒められた。
そのまま裸で寝て朝を迎える。
朝、ヤマダは仕事に行く準備を始めた。
私は気がつく。
髪を結んでポロシャツにスラックススタイルのヤマダはかっこよくなかったと。