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【カルドアンシェル】自傷解説
はじめに
皆様、心身削って日々邁進しておりますでしょうか、どうも俺です。
いや、心身削るなんてことは無いほうが絶対に良いんですが、
まあそれでも、犠牲を払った分多大なパワーが出る!
ということもあるわけで。
現実では犠牲を払ってなおパワーが落ちるという
どうにもならないこともありますけどね…。
ということで、今回はカルドアンシェルの1テーマ
【自傷】について解説していきます。
【自傷】テーマとは
"自傷カード"とは、カードをプレイした時
プレイヤーにダメージを与える効果を持つ代わりに
強力な効果を発動するカードのことを指します。
そもそも"自傷"という呼び方は公式ではありません。
(が、わかりやすいので
以下この記事では同様の効果を「自傷」と呼ばせていただきます。)
それら自傷カードを駆使して戦うテーマ、
それが【自傷】テーマです。わかりやすいですね。
「そんなにポンポンダメージが発生するってことは
HPギリギリで戦うってこと?ずいぶんとリスクのあるテーマだなあ」
と思った人も多いかもしれませんが、
まず、カルドアンシェルは
デッキ構築型RPGの中では珍しくHP回復が容易です。
戦闘終了時、回復を選べばそれなりにHPが回復しますし、
強化レベル2を全て解禁すれば、
部屋の敵を全滅するだけでHPが少し回復します。
なので、割と自傷を気にせずガツガツ戦っていけます。
また、自傷を軽減する方法も豊富です。
自傷を軽減する方法
自傷を軽減する効果で一番わかりやすいのは『フリーズ』です。
![](https://assets.st-note.com/img/1732509034-o70Aym26gXFa94lKpnCStfjR.png)
一見すると敵に与えるダメージのみ0にするように見えますが、
このカードはカードをプレイした時に発生するダメージを0にする、
すなわち自分に与えるダメージも0にします。
ちなみにこういった場合、
本来与えるはずだったダメージを軽減した値を
"ダメージを軽減した値"、
与えるダメージを軽減した事を"ダメージを1回軽減した"と呼びます。
(ディーヴァ『ふわり、ひらり』の説明で必要なため説明しました)
『フリーズ』は自傷を1ドローに変換してくれるカードなため、
【自傷】テーマであれば
結構『フリーズ』が来てもなんとかなることが多いです。
『フリーズを生成するカードも』テーマ内にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1732510822-6pGPZcj4KTarvU2kfIH1ynDq.png)
(使いこなせばそれなりに役に立つ)
1回のプレイで除外できる『フリーズ』は"1枚"です。
自傷カードを必殺で使い自傷を2度発生させた場合や
連続攻撃可能なカードで連続攻撃が発動した場合、
自傷カードで自分と敵両方にダメージを与えた場合も
1枚しか除外されないのには注意してください。
(意外と気付いてない人も多いのではないでしょうか)
また他に自傷を軽減する方法としては
ブレイクポイントが挙げられます。
こちらも『フリーズ』同様、プレイで発生するダメージを0に、
つまり自分に与えるダメージを0にできるわけです。
その他にも『撤退支援』や『レオナルド・ジャコメッティ』チートコード
(付与されたカードの自傷ダメージ-2)も
一応自傷ダメージ軽減にはなりますが、汎用性はそこまで高くないです。
![](https://assets.st-note.com/img/1732511590-XVanbyNC0wlYtAPvDdIKjcz8.png)
ディーヴァ解説
Lamb's Requiem(ラファエラ(TACTICAL COMMUNICATION))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512094-iXoCyuI7cNtHd85M0jgKnsGO.png)
条件難易度:やや難
3回自傷は最低でも2枚プレイしないと厳しいかな、と思います。
また3回まともに喰らうと9ダメージなので意外と重いです。
この回数というのは、
自分に与えるダメージが0でも1回というカウントです。
また、必殺技やチートコードなどで複数回発動すれば
発動した回数分カウントと『フリーズ』の処理とはやや異なります。
なので、うまくダメージ軽減をして効率よく発動させたいです。
『ウイルス』が生成されるルールでは相対的に難易度が下がります。
ライブ効果:中
かなり特殊なテーマ強化&ターン開始時安定のディーヴァです。
まず、フリーズが2枚生成されるということは、
追加で2枚ドローできるとほぼ同義です(自傷手段は必要ですが)
また、『フリーズ』が自分へのダメージのみを0にすることにより、
手札に『フリーズ』がある状態でアタックカードを使っても
敵にダメージを与えることが可能になります。
もちろん自傷アタックカードを使えば、
敵にダメージを与えつつ自傷ダメージは『フリーズ』で軽減+1ドロー、
という動きが出来るので、かなり立ち回りやすくなるでしょう。
また一応極所的な状況ではありますが、
サスペンドのついた『フリーズ』であっても詰まないどころか、
自傷カードを使えば1ドローする効果を永続で得る
ことが出来るようになります。
(『フリーズ』の処理は手札左から行われるので手札が溢れには注意)
ものすごく勘違いされやすいポイントですが、
「『フリーズ』が自分へのダメージのみを軽減するようになる」
というのはあくまで
"自分がプレイしたカードの"ダメージを軽減するのであって、
敵からのダメージは軽減しません。
「ラファエラ発動してるから」って敵の攻撃を顔面で受けないように。
配置:弱
効果自体もターン跨ぎ強化なのでスコア狙いなら弱いし
そもそもが自傷ダメージ自体そんなに軽減する必要がないため、
配置で恩恵を得られることは少ないと思います。
ふわり、ひらり(火吹 昌(ぎゃる☆がん りたーんず))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512296-pZdk2uPzOsW0DoyBFv5lwhmY.png)
条件難易度:難
まず条件がわかり辛いです。
自傷を軽減する方法で説明しましたが、
『フリーズ』やブレイクポイント等で
"自分に本来与えるダメージから減った差分"を
軽減したダメージと言います。
その上で
ダメージを軽減する方法を用意しなおかつ合計4以上のダメージ軽減は
非常に重いと言って差し支えないと思います。
ライブ効果:中
一応役割自体はドロー強化のディーヴァです。
ただ、ダメージを軽減した時のみ発動なのが特殊です。
『フリーズ』やブレイクポイント、または
『撤退支援』や『レオナルド・ジャコメッティ』で
自傷ダメージを軽減すると発動します。
『撤退支援』で自傷ダメージを減らしたカード、
『レオナルド・ジャコメッティ』チートコードがついたカードが
単純1ドローになります。
また『応援要請』は自傷による『フリーズ』でのドローが2枚になるので
とても強力になります。
ドローをするために何か手段が必要なので、
効果を十二分に活かすためにはその手段を用意しなければいけません。
ちなみにこのダメージの軽減、"自分への"という文言がないため
相手へのダメージ軽減(距離減衰や『眠れる雪羊』)もあり得るのか…?
と思って検証しましたが、ドローできませんでした。
"自分への"という文言は隠れていると思います。
【11/26追記】
Xで、ブレイクポイントでこちらからのダメージが軽減されても
ドローが発生したよ!というポストをいただき、
こちらでも検証したところ同様の事象が確認できたので、
ブレイクポイントによるこちらから敵へのダメージが軽減された場合も
同様にドロー出来る、ということがわかりました。
(距離によるダメージ減衰は軽減ではない、ということですね)
ポストしていただき、誠にありがとうございました。
自傷時1ドローならなあ…
と思わなくもないです。絶対強過ぎですけど。
配置:中
初期からドローが出来るようになるのは強力、
なんですが発動条件を整えないといけないので
なかなか配置をしても活用が難しいディーヴァです。
アカイモリ(原典:赤ずきん(GrimmNoir))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512351-NMb3I59VRCAGeyEKkYgH2ZOD.png)
条件難易度:易
自傷2回は簡単です。自然と発動するでしょう。
ライブ効果:やや強
バフ担当のディーヴァ、なんですけど
アタックムーブを生成させるのはやや遠回り過ぎないか…?
となります。
一応カードそのものをプレイできたり、
【ムーブ】テーマカードと使えたり、
『聖樹の守り人』が生成されたりするので、
強い部分も相応にあるのですが、
やっぱりやや回り道が過ぎる、と言わざるを得ません。
というか【自傷】テーマのディーヴァは
どれも直接的過ぎない効果を持っている気がします。
多分カードそのものは強いから、ディーヴァは抑えようというデザイン
なのだと思います。
配置:やや強
初期から自傷でアタックムーブカードを増やしていけば
それなりのダメージ+にはなると思います。
しかし、使用していかないと手札溢れの可能性も高いため、
割とカードの使用が制限されてしまうというネックも抱えています。
強いカード
冷静沈着(リーリヤ(TACTICAL COMMUNICATION))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512638-R2LAS3zIFhob0pcUtmGkZX7v.png)
【テーマ】内0コストドローはやはり強い!
デッキが回せ自然と自傷も起こせるため、何枚入れてもいいカードです。
必殺技使用で自傷2回発生+6ドローもかなり強力です。
弱点解析(エニアック・ノイマン(TACTICAL COMMUNICATION))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512540-Qsl7V6WGwBbiMUHcO2P5eIyj.png)
【自傷】のもうひとつのバフ要因です。
召喚カードなので敵に破壊されてしまうリスクはありますが、
0コスト自傷カードも多い【自傷】テーマであれば、
結構バフを稼いでくれると思います。
X(極限)を超えし者(イプシロン(X2))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512737-iOesfmEPvzDBF0G81TtY5Z2M.png)
自傷ダメージの極限です。
自傷10ダメージ(必殺技使用時は20ダメージ!)は
とんでもなくピーキーですが、
それに見合ったダメージ+を獲得できます。
可能であれば『フリーズ』やブレイクポイントで自傷を軽減したいです。
このカードの自傷を軽減すれば
『ふわり、ひらり』を一発で発動できるのがGOODです。
またこのカードは【自傷】テーマでなくとも採用価値が十分あります。
特に1Fでこれを引ければこのカードからワイルドカードで
ほぼ全ての敵を轢殺できるため、見かけたらピックしたいです。
黄昏時のプリュイ(ヴェスパ(X2))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512821-Nlnqk4jTCUbSr3BpYXO69HyM.png)
【サーチ・コピー】の『ルナブレイク』同様、
手札に戻ってくるカードはやはり強力です。
サーチ・コピーに比べ自傷は発生しやすく、
マジでいつ見ても手札に帰ってくる、くらいのカードだと思います。
またダメージを受けた時戻る為、
自傷だけでなく敵からの攻撃でも手札に戻ります。
手札少ない!自傷がない!という時も諦めないようにしましょう。
『ルナブレイク』もそうですが、手札に戻るカードは
強力なチートコードが付与されて初めて強力になります。
脳死でピックしないように気を付けましょう。
復讐の刃(リープス(幻想忌憚 Force of Will))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512593-z9RHg51dLYtWO4cnJmAC8wGM.png)
これ【自傷】テーマカードで紹介必要?
ってくらい強力なカードです。
3コストカードに引けをとらない高火力、
効果範囲が対象を中心にした×印と超優秀、
さらにダメージ増加効果2倍、と
頭一つ二つ抜けた性能を持っています。
多分ある程度進めた人のほとんどはワイルドカードにコイツが入ってます。
それくらい滅茶苦茶強いし使いやすいです。
一応このカードはもしかしたら
【自傷】テーマでなく汎用ポジションのカードかもしれません。
(【自傷】テーマのディーヴァが登場するダンジョンに出ない
というパターンもあったため)
あとこいつは鼠ではなく兎です。
オリジナル・ワン(アムルタ(TACTICAL COMMUNICATION))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512580-MdnsBQpN5WAGJZeXKoyta3Il.png)
『復讐の刃』がダメージ+で盛る切り札だとすれば、
『オリジナル・ワン』はブーストで盛る切り札です。
正直自傷効果のほうはクソほどどうでもいいです。
コスト分だけ攻撃を行うというところがやはり特異性があり、
手持ちコスト9でプレイすれば9回攻撃、
必殺技ならさらに足して11回攻撃を与えれば、
ブレイクダウンしてなくとも敵をハチの巣にすることが出来るでしょう。
欠点はコストがないとそこまで強くないことです。
なんとかコスト回復の手段を用意したいです。
アタックコード:SS(マザー(X2))
![](https://assets.st-note.com/img/1732512781-sfkQ18utDqCxU9RWXGoLJI2j.png)
【自傷】テーマ最強の切り札です。
敵から受けたダメージはもちろん、自傷で発生したダメージも加算される上
なんなら軽減した自傷ダメージも加算されます。
普通にやっても50以上、
敵からダメージを受けていたら100以上もありうる、
更にそこにバフが乗るため、もはや手が付けられません。
更に、必殺技使用時に2回発動するのが最強です。
2倍じゃないです、2回発動です。
2倍だと999ダメージでカンストしてしまいますが、
2回攻撃であればカンストはありません。
1枚プレイで合計2000以上ダメージも普通に発生します。
(これは『オリジナル・ワン』やその他連続攻撃系カードも同様)
余談ですが総力戦2,3の3Fボスで苦戦している人に。
(以下、攻略のネタバレになります)
ノーマル以下であれば、まともにダメージを受けて
ワイルドカードから『アタックコード:SS』を出すだけで
ほぼ勝てます(一応ストック枚数次第ではあります)
難易度が上がるとダメージで削られるデッキ量も増加し、
その攻略は通用しなくなりますが、
ストーリーを進めたいだけであるならば、ということで。
相性の良いテーマ
ブレイクポイント
解説でしている通り、
ブレイクポイントで自傷を軽減できるため、相性が良いです。
特に『ウイルス』や『X(極限)を超えし者』との相性が凄まじく、
ダメージ+を盛って一気にブレイクダウン⇒大ダメージ
を狙いたいブレイクポイントにとって、
敵の攻撃力を削りつつバフを盛れるこれらのカードは
相性最高!と言えます。
メモリリーク
自傷でメモリリークが発動できるため相性が良いです。
自傷カードプレイしてるだけで『ダッシュ』が溢れるので、
『冷静沈着』でドロー出来ない!には気を付けましょう。
一応処理順はドロー→自傷でメモリリーク発動です。
『フリーズ』とかと合わせるとどうなるかは未検証です。
まとめ
多少のダメージはなんのその、可能であれば軽減して
持前のカードパワーを活かしたカードを使いまくろう!
なテーマ、それが【自傷】テーマです。
カードパワーが強力な分、ややクセのあるディーヴァが多いですが、
そこは他のテーマの動きで少しでもカバーしたいです。
かなりシンプルで立ち回りもわかりやすいテーマだと思います。
くれぐれも自傷ダメージ死にだけは気を付けて。
11/24のデイリーダンジョンにて、
ブレイクポイント+自傷で
かなり手ごたえのある立ち回りが出来たため動画にしました。
ご参考になれば幸いです。
(ニコニコ動画)
(youtube)
皆様も、是非自傷しまくる快感を味わいましょう。
ご精読ありがとうございました。
おわり