パリオリンピック開会式炎上

　パリオリンピックが７月２６日から始まりましたが、その開会式が賛否を含めて物議を醸しています。夏季五輪では歴史上始めて競技場外で行われ、その舞台はセーヌ川。また通常であれば、式典の最期に選手団の入場が行われますが、パリオリンピックではセレモニーの始めに行われました。

　和やかに始まった開会式に戸惑いが起こったのが、ギロチンに欠けられたマリー・アントワネットが生首を手に持ち、処刑される前に２ヵ月を過ごした独房で、革命歌を歌うという演出。

マリー・アントワネットの生首の演出

　それと１２使徒とイエス・キリストとの最後の食事の場面を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」をドラッグクイーンなどが演じた場面がキリスト教を貶めていると反発を受けました。

問題となった「最後の晩餐」を模したとされる演出