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♯47 小学5年生

 47回目の今日は、小学5年生について書いていきます。4年生までは、♯1〜9で書いておりますので気になる方は読んでみてください。では、早速入っていきます。

 みなさんは、5年生についてどのようなイメージをもたれていますか?私は、いろいろなお子様とかかわってきましたが、1番多かったのは話が入りやすいというイメージです。これは、あくまでも私個人の見解です。

 4年生ぐらいまでのお子様は、思春期もあり他者の話を塞いでしまうことや言い返してしまうことが多い様に感じます。しかし、5年生頃になると、なんとなく自分がどうすることが1番適切なのかと考えるようになってきているのではないかと思います。

 そういう状態になると、素直に相手の話を聞くことができるため私の話が入りやすくなる経験が多くありました。ここでお伝えしたいこととしては、大事な話をするタイミングを意識してほしいということです。

 何かトラブルが起きたからと言って、そのタイミングで伝えても入らない可能性があるということです。特に、特性のあるお子様だと、こだわりを見せる場面が多く自分は悪くない、相手が悪いと思われてしまうのです。

 それが積み重なると、相手の話には、ほとんど耳を傾けなくなるのです。こうなってしまうとかなり危険です。本来、理解できる話に対しても、ほとんど耳を傾けずお子様が心を開くなるのです。

 実際に私がかかわったケースでもそうしたお子様はいられます。私が就学前にみていたdさん。その頃は、純粋で私の話にもきちんと聞いてくれていました。しかし、約5年ぶりに会ったdさんは、私の話にはほとんど耳を傾けてくれませんでした。

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