♯34 成長ポイント(⑦思考レベルⅡ)
34回目の今日も、昨日に続いて思考レベルについて話していきます。それでは、昨日の復習をしていきます。昨日話したように、思考レベルについて3つに分けましたね。
①思考レベル80(自身で考えることができる)
②思考レベル50(言われたことなら考えることができる)
③思考レベル20(簡単なことのみ考えることができる)
今日は、②の思考レベル50について書いていきます。これは、自身の興味があることなら考えることができるという意味です。例えば、switchのゲームでどうしたら勝てるか?、宿題をやらずに済むためにはどうすればいいか?などが該当します。一方で、自身が興味のない話題や内容に関しては思考停止となります。
そのため、相手の話を聞きそのまま行ってしまうためできてもできなくても、その場しのぎの状態になってしまうのです。そのため、その場はできても次の場面ではできなくなってることが多いのです。教える人からすれば、"前も言ったのに"となってしまいます。
しかし、こうしたことは、特性のあるお子様によくあることです。そのため、お子様には思考停止にならないようにしてほしいのです。最初から知的遅れが大きくあるお子様なら仕方がないのですが、そうでなければお子様には考えることを放棄しないでほしいのです。
では、ここからは実際に私がかかわってきたお子様をもとに紹介していきます。♯7で紹介したLさん。Lさんは、とても素直で優しい小学2年生。少し知的遅れがあるものの、全く考えられないお子様ではありません。
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