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♯25 ADHD傾向(多動性編)
25回目の今日は、昨日に続いてADHD傾向について紹介していきます。昨日お話をしたように、ADHD傾向のお子様は、大きく2つのグループに分かれます。
①不注意
②多動性
①については、昨日解説してますのでご興味がある方は、♯24を見てください。本日は、②の多動性について紹介していきます。私がかかわってきた中で、多動性のお子様は、興味がある方にすぐ動いてしまうというイメージがあります。
大人になれば、それは武器にもなりますが子どもの頃だと落ち着きがない子と認定されてしまうことが多い様です。さらに、なかなか椅子に着席できないとなると、周りの方から大変だと思われてなかなか外にお子様を出しづらいこともあります。
そんなお子様に対して、皆さんならどのようにかかわるでしょうか?ここからは、私が実際にかかわったお子様を例に出しながら、紹介していきます。
Fさんは、自閉傾向とADHD傾向の両方をもちあわせており、年長時点で、ひらがなや数字は理解できておらず、会話も単語レベルです。そこに多動傾向があり、部屋の中を走り回ることもしばしばあります。
そんなFさんに対して、私は何なら集中して取り組めるのかという視点でかかわりました。いろいろ取り組んだ結果、パズルなどの自身一人で取り組めるものであれば、黙々と課題に取り組んでくれました。
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