「吟味されないタロットに生きる価値は無い」
太陽はしずむ、人がうまれる
太陽はのぼる、人がしぬ
海原は揺れるが、深く静か
不変であって、必ずそこにある
転変し、次の瞬間には無い
人は何人も持ち続ける事は出来ず
しかし、受け渡す事は出来る
人生の価値は、灰と骨の中にあり
それがどれだけ継がれ、再生したかによって決まる
それが「太陽」と「審判」によって描かれている
太陽万歳!!!!!
さて、久しぶりに太陽のポエムが書けたところで
ソクラテスの「吟味されない人生に生きる価値はない」的なフレーズがある訳だけど
これは当然タロットにも対応しているからね。
タロットの事、吟味してますか?吟味し続けていますか?
マジで永遠に味がするからね、タロットって。
タロットが人生そのもの、人間そのもの、魂そのものであることを
否定するタロット使いはいない訳だから、
「吟味されないタロットに生きる価値は無い」
そう、至極当然ですね。
ところで、タロット占いが出来る様になるのって、まあまあ簡単だよね。
78枚丸暗記したら取り敢えず形にはなるもんね
なんなら、本片手に一枚一枚直訳してくだけでも
一応出来てる事にしてもいい。
このハードルの低さはタロットのいい所だよね。
まぁ、ハードルが低いからこそタロットしか出来ない占い師はダメよ。
相術と命術もやんなさいな。
(出来るんだけど、マーケティング的にタロットしかしない。って人もいるだろうけど)
井上教子さんの「タロット解釈実践辞典」とかの
網羅的包括的で品質の良い本で勉強すると、本当にすぐそれなりになれる。
「いやいや、そんな簡単なもんじゃない!!」
「なめてんじゃねーぞコラ」
はい、そうですね。
もちろんタロットの世界は宇宙にあり
海よりも深い。
永遠の長さがある紐をたどる様なものだよ
で、ここから私が言いたい事なんだけど、
タロット占い師はそこで止まってちゃダメよって話
さっき挙げた井上教子さんの本は良い本よ
今も、ウェイト版での解釈を確認する時によく開くし
それでも、「一説によると」ってレベルの認識に留めておいて欲しい
だからって、たくさんの本を読みなさいって話でも無いんだな。
様は冒頭に言った、「吟味し続けてますか?」って話なんだわ
たくさん本を読むのはいい事だ、私もピンからキリまで読んだよ
でも私は、たくさん読んだからタロットをマスターできたとは思わない。
読めば読むほど分からなくなったりする。
この、分からないってのが一番大事なんだと思うよ
ソクラテスの無知の知もそうだしね。
こうやって、わからんわからんってのたうち回って
そのなかで、自分なりの解を出す。
そしたら、他のところが気になる。また解をだす。
これが永遠に続くのがタロットの世界であり、
そのなかで得た解にこそ意味がある。
本で得た知識よりも、自分の解にこそ価値がある。
まさに「吟味されないタロットに生きる価値は無い」って事さ
私たちの人生が太陽の様に輝きますように
我らの魂に太陽あれ!!!!!!