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「法王」からの警告/タロットを学ぶ際の注意点

太陽を欲すればこそ見るな

自らを輝かせるのだ

太陽万歳!!!(あいさつ


タロットを学ぶ際にはどのような手段があるだろうか?

様々な本を読み込み消化する

実占を重ねる、スクール通うなどあるが

どの方法であっても留意して欲しい注意点がある

それは、ある人物に対しあまり

[弟子になった]

という気持ちにならないで欲しい。

出来れば「同門の後輩になった」

と、なる方が好ましい。


たとえば、本で学ぶ場合。

自分の基礎になる様な優れた本を見つけた時

その著者の事が気になって、著書を他にも読む事もあるだろう。

そこまでは良い。

しかしあまりに1人にのめり込んでしまうと、

その著者に依伏信奉してしまい、自らの探求心が失われてしまうだろう。

探究心を失ってしまえば、タロットを学ぶ者としてはお終いだ。


さらにこの場合、自らを著作から

特別多くを学んだ人物だと自惚れてしまいがちだ。

そして、(お前らは本当に〇〇を理解してるのか?)

と他人の著書を笠に着て、

その実態の無い自尊心を満足感させようとする。

自らの探求で手に入れた物は少なく

根拠は借り物、自尊心すら実態が無い。

そんな有様で曖昧模糊なタロットに触れていれば

遠からず身を持ち崩すだろう。



今あげた例と違い本で学ぶのではなく、

スクール等に通い、実際に師匠に付き、

それでいて探求心が失われた訳では無い場合が、

より悲惨かもしれない。


師匠として優れ、正しく誠実な人物に師事した場合、

それでもその解釈に疑問を持つ事があるだろう、

そんな時、師匠が尊敬出来るほど、

師匠が正しく、自分が間違ってる理由を探してしまいがちだ

疑問に答えを出すのではなく、

間違いだとして目を閉じてしまう振る舞いは、

率先して師匠こそが正しいと自らを洗脳するような物だ。


しかし、その疑問こそが新たな自分自身の萌芽であり、

それを諦め、摘んでしまうのは、精神的な堕胎と言っていいだろう

将来的な成長にすら悪影響を与える違いない。


幸いな事に、これらの様な状態は、


「法王」と小アルカナ4枚の「5」が警告してくれている。

本を読み基礎を固めるのは良い事だ、

正しい人物に師事するのも良い。


しかし、それより多くの事をタロットから学んで欲しい。



我らの魂に輝ける太陽あれ!!


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