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婚活を終えた、しがない教員

 長い前置きとなってしまうが、私は首都圏某所で教員をしている。そしてありがたいことに、アプリで出会った方とつい最近入籍した。元々見た目や性格など恋愛においては難ばかりだった私は、おそらく学歴と年収くらいしか取り柄がなかっただろう(それも高年収というわけではなく、あくまで「普通の暮らしはできる」という程度)。

 そんな私が無事に結婚まで至ったのは、間違いなく「ナレソメ予備校」様のおかげであると断言できよう。この予備校はいわゆる結婚相談所であり、結婚及びその後の人生までに目を向けた手厚いサポートをウリにしているが、私はこの予備校のYoutubeチャンネル「マジレス婚活相談」にお世話になったのである(つまり入校はしていない。投げ銭代わりにこれからたくさん宣伝をさせていただきたいところ)。

 マジレス婚活相談では、視聴者からの婚活の悩みを募集し、その悩みにひとつひとつ解答していく。しかし、この解答が何とも辛口なのである。

↓これや


↓これ


↓こんなのも


 ご覧いただいているように、こちらマジレス婚活相談、罵詈雑言の雨あられである。もちろんただ悪口を言っているのではなく、友人同士だったら到底言えないような事実を突きつけた結果、このような口ぶりになるのであろう。それゆえ「マジレス」婚活相談なのである。マジレスを通じて

相談者や相談所内の会員が自らと向き合い、自らの責任のもと人生を切り開いていくための助言をくれる


というのがこのナレソメ予備校の素晴らしいところだ。なお私もひそかに婚活相談を送り、動画内でボロクソにこき下ろされてしまった(が、それがきっかけで心を入れ替えることに成功。その後1年で入籍した)。



 長くなってしまったが、ここまでが前置きである。

私は、自らの責任のもと人生を切り開くすばらしさを伝えるべく、このnoteを開設した。あとはお世話になったナレソメさんの宣伝をするためでもある。


 現代は、スマホからの情報にあふれている。数多の情報ソースにアクセスできるため、自分が何か判断に迷った時にはスマホで検索し、ChatGPTへ質問すれば、ある程度「正解っぽい」答えをくれる。私が日々教えている高校生たちも、おおよそこんな感じでそれっぽい正解が得られればよいというスタンスが多い。

 たいへん便利な時代である一方、自らの頭で何かを考え、判断するという機会もまた減っているように感じられる。これは重大な事案であろう。特に婚活や恋愛などの人間関係では、ロジックでは導けない感覚的な要素が非常に大きな意味を持つ。
 たとえば私の妻はきれい好きで、ガスコンロの油汚れが残っているとこっぴどく叱られる。思えば同棲直後はこんなことでよく叱られていたなと、懐かしさを感じている次第だ。しかし部屋の中を今見渡すと、妻の私物があちこちに放置されており、到底きれいな家とは言えない。生活感丸出しだ。つまり妻は「清掃は好きだが整頓は嫌い」なのである。さらに清掃好きとは言え収納の中のホコリはせいぜい大掃除の時くらいしか掃除しないし、やはりきれい好きにもグラデーションがある。
 こうしたあいまいな感覚をすり合わせていく婚活や恋愛において、やはり自分の頭で情報を整理し、思考し、自分にとって最適な答えを導くというプロセスは必須だ。さらにこうしたあいまいな問題には絶対的正解がないため、「正解かどうかはわからないが、自分はこの答えで納得・満足する」というスタンスを持つことも重要である。そうでなければ、自分で導いた答えが正しいかどうか不安でしょうがないだろう。すなわち、いかなる状況でも自分の責任のもとで自己判断を正解と擬制する、自責の心が重要なのである。


 教員という仕事についている以上、どこまで行っても私は人のことが好きである。一人でも多くの人に幸せになってもらいたい(もちろん、妻がこの世で一番幸せな人であってほしいが)。そのためにも、自分がこの「自責の心」を備えるに至った過程を書いて公開することは、一定の意義があるだろう。さらに私の生ぬるいことば以上に、ナレソメ予備校様のマジレスは多くの人の心に刺さり、自責の念を生んでくれると思っている。
 こうした経緯から、私に「自責」の概念をくれた婚活過程を書いていくとともに、ナレソメ予備校様のことについてもたくさん書いていきたいと考えている。


 ごちゃごちゃ書いてややこしくなってしまったが、自責で物事を決められる状態はとても心地いい。悩みや不安がまるでなくなってしまう。ぜひみんなで自責ワールドに入り浸ろうぜ!あとナレソメ様の動画参考になるから一緒に見ようぜ!というのが私の主張したいことである。



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