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「摂田屋ばあちゃんの台所 長岡花火編」に行ってきました!
こんにちは!
今回は先日行われた「摂田屋ばあちゃんの台所」というイベントに参加したときの様子をご紹介します!
米蔵につくと、早速今回の摂田屋ばあちゃんの講師である素子ばあちゃんとイベント企画者の坂詰さんが明るく迎え入れてくださいました!
「糸うりのゴマなます」「ふかしなすのくるみ酢かけ」「醬油赤飯」の作り方をデモンストレーション形式で教えてくださいました。
今回教わった全部の品が、暑さの厳しい夏でもさっぱり食べやすい味付けで、「長岡花火編」というタイトルにふさわしい内容でした。
ぜひ最後まで読んでください✨
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「糸うりのゴマなます」
糸うりの使い方が分からない人が多く、伝統的な調理法を知らない家庭が現代では多いそうですが、説明の中で切り方やほぐし方、茹でる時間など細かいポイントについても解説してくださいました。
うりがその名の通り糸のようにするするほぐれて、しゃきしゃきした歯ごたえにごまの香りが効いていて美味しかったです。
塩もみしたきゅうりなどを加えても美味しいそうです!
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「ふかしなすのくるみ酢かけ」
丸なすと巾着なすの2種類を食べ比べました!
どちらのなすも普通のなすと大きく違うところは甘みがあることです。
丸なすは特に甘く、野菜というよりも果物を食べているといった方が近いと感じました。
くるみは、採って保管しておくのに手間のかかる贅沢な食材なので、調理に使うこと自体が相手への気遣いになるそうです。
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「長岡醤油赤飯」
強火で一気に炊き上げることがカギとなるため、素子ばあちゃんが強いこだわりを持って道具を使っていたことが印象的だった料理です。
醤油赤飯にはいんげん豆を使っているのですが、豆が割れると切腹を連想させ、縁起が悪いため、豆が崩れないよう、水に漬ける時間に気を配っているそうです。
醤油はもちろん摂田屋地域にある越のむらさきさんの醤油が使用されていました。
醤油赤飯を初めて食べたのですが、赤飯の概念が覆り、びっくりするほどおいしかったです。実際に作ってみたくなりました!
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醤油赤飯が炊けるまでの時間は素子ばあちゃんへ質問が飛び交い、和気あいあいとした会となっていました!
自分のおばあちゃんの料理を思い出して、どこか懐かしい気持ちになりました。
帰りには醤油赤飯に使用されている豆と糸うり、そして醤油赤飯などたくさんのお土産付きでした!
摂田屋ばあちゃんのレシピを知りたい方、季節料理や伝統料理を誰かに振る舞いたい方にはとてもお勧めのイベントです。
次回は9月16日(敬老の日)にお彼岸編が開催されます。興味を持たれた方はぜひインスタ(@settaya6hakko)の方を覗いてみてください!
摂田屋6番街発酵ミュージアム・米蔵