あなたがシてくれなくてもじゃないんだよ
そういえば、なぜ今回こういった婚活の記録をつけようとしたかといえば。
実は私、2024年2月まで同棲していました。
開始は2023年8月だから半年くらい。
相手はマッチングアプリペアーズで出会った方で、1年くらい付き合って、結婚前提同棲になりました。
相手は趣味が同じで、一緒にいてストレスも少なくほどほどに満足してました。あとお互いにこれを逃したら結婚できなそうだな、と認識していたので、そこはわりかしすんなりと。
ただ実際に一緒に生活して見ないと見えてこない部分もありますよね、と。
とりあえず、お互いにオタクなんで、自分の部屋は絶対欲しい!と3LDKの部屋をさがしてきて、相手の実家の近くに部屋借りて、寝室も当然別々で、たまにリビングで食事の時に会う、みたいなルームシェアみたいだなこれ、て生活はまあまあ楽しかったです。
問題点① 金銭面
相手は私と同い年、事務員ではっきり聞いたことはないですが、年収は多分300万くらい。
デート代も飲食費も、引っ越し代も、賃貸料も、家電家具購入費も全部こちら持ち。光熱費と消耗品費は割り勘してくれました。
デートの時からデート費用は男が出すのは当たり前と認識してましたから、同棲するまでは良かった。
ただ、段々とそれが当たり前になってきて、なんでもかんでも買っといて支払っといて、に段々と自分が付いてけなくなっていきました。
これはなー、男の甲斐性がないのと、自分が遠慮してたのが悪いんだよなー。同棲してから、生活費の話を切り出したらめっちゃ不機嫌になって、びびっちゃったのが悪い。お金の話っていやですね、本当に。
ともあれ支払いに関しては、まあうまくいってたんですけど、段々と光熱費支払いが延滞していきました。たしか同棲開始2ヶ月目からかな。立て替えといて、後から請求するんだけど、なんだかんだなかなか支払ってくれず。お互いに決めた25日には清算も相手から支払いしてくることはありませんでしたね。
問題点② 価値観の相違
同棲開始時点で家事は分担を決めてました。
まず、帰宅時間が違うので、食事は各々好きにすること。食材費も別々。まあ、俺が言われて買った3段冷蔵庫、冷凍庫部分は独占され、野菜ルームもほぼ占拠されてたけど。さらに相手が魚介類苦手で臭いもだめだから、一回魚料理してたらガチギレされて魚封印されました。
さらに洗濯も別。
相手:共用部分掃除、ポスト確認
じゃす:ゴミ捨て、トイレ掃除、風呂掃除、光熱費、払込み
追記:俺は生活音がうるさいらしく、それが相手にかなりの負担をかけていました。申し訳ない…!
問題点③ スキンシップ
これが一番重要かもしれない。
実は交際期間中、身体の付き合い一切なし。たまに誘うとなんだかんだ避けられてたので、貞操観念高めなんだな、と認識してて、同棲したらいずれ解消されるかな、と我慢してたんです。子供は欲しい的な話はしてたし。
ただ、一向に誘っても嫌がられるから、一回ガチで聞いてみたんですよ。
そしたら。
実は自分は性経験がない。自分は性欲がほとんどない。そういう行為もやりたいとは思わないし、嫌悪感がある。一緒に住んだら解決するかと思ってたが、変わらない。慣れていくまで待っていて欲しい。
と言われました。
それから1カ月、何もなく。
たまーにマッサージとかしてそれとなくスキンシップはとっていたんです。相手酷い肩こり持ちなので。でも変化なし。
2ヶ月半経過した段階で、再度会議。
やはり変わらないそうです。
でも変わりたいとは思っているから待ってほしいと。
キスは無理だけど、ハグはたまにして欲しい時がある。でも自分からは言えないから察してハグして欲しい。たとえば二日前とか、実はハグして欲しかったけど、じゃすくん気づいてなかったでしょ?と言われたりしました。
…お互いに自室にほぼいて顔を見ることもあまりないのにどう察せと。NTじゃないんだよ。
この時点で、自分は、相手が全くアクションを起こさないことに苛立ちを感じていました。
お金の話も同じ。自分から問題解決に向かう気はないし、問題だと感じていない。黙ってたらいずれ、なんとかなってたらいいなあ、という考え。
でも同棲しちゃったし、感情任せに怒っても仕方ないからもう少し様子を見ようと。したんですが。
ある日、言われました。
私がそういうことしたくないの、じゃすくんの顔が好きじゃないからかな〜。私、面食いだし。
私って本当はノンセクシャルの人と付き合ったほうが良いんだろうね。
戦争……っ!それを言ったら戦争だろうが……!
いや、今それ言う!?
まあ、相手もめっちゃ色々考えてくれてて、つらい毎日を送らせていたんだとは思うんだ。
が。
だけど今更それはないじゃないですか…!
なんかもう、どうでもよくなりました。
熱も失せたし。
あれほどイライラしていた自分がバカみたい!
そっから、一応1カ月、様子を見ました。
こっちが何も言わなくなったことで、相手もプレッシャーがなくなったのか、表面上は穏やかに過ごしてましたね、仮面夫婦ってあんな感じなんかな。
年も越したあたりで、お別れを切り出しました。
切り出した時は相手もさすがに困惑、取り乱してましたけど、最終的に納得できたと思う。
例えば、蕎麦アレルギーの人に蕎麦を無理やり食べろっていうことをじゃすくんは言ってるんだよ?て言われて、ひどく納得したし、それじゃお互いに一緒に暮らすのは無理だね、て言ったら、じゃすくんは自分のことばかりでこちらにあわせてくれないんだね、て言われたのは正直すまん、とは感じたけど、次マチアプする時は最初からノンセクです、て書いた方がいいよ、と思いました。
最後に、同棲前に相手のご実家に挨拶に言ってた手前、相手の家族にお別れ報告しに行ったのがめっちゃ気が重かったなあ。こっちはもうどうでもいいけど、向こうはそうはいかないし。挙句、親には私の事情は話さないで、とか言われて、知るかんなもん、と釈然としない思いで謝罪?に行きました。
お相手お父さんはすごく人が出来た方で、君たちの話だから我々から言うことは何もないけど、じゃすくん良い人だから家族になりたかったよ。幸せに。と送り出されたのが、今も記憶に強く残っています。
そっからマッチングアプリで10人くらいに会ったりして、最終的に
あ、俺は多分世の人間と比べて致命的に何かがズレてるんだ!第三者に意見してもらわないとダメだ!と気づいて、相談所の門を叩くに至ったわけでした。