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【二次創作BL小説】真夏の夜のタプトリ 

「スンリヤ~~
帰って来たかあ」

あぁ・・呑気でいいな. この長男は..

あなたの服のことで (あんな)地獄があったというのに。。

「帰って来たも何も・・
3日間、海外に行ってただけです!」

「なに、スンリちゃん。キゲン悪いの?
ささ、メシ食いにいこーぜ♪
お前と酒飲むの、楽しみにしてたんだからさ☆」

あぁ。。。。 この長男。。。

「あっれ? お前、空港で俺の服、着てなかった? 着替えたの?」

”ギクっ”

『何で 知ってんですかっ!!』

「ネットニュースで見た。本日のBIGBANG☆」

「そ・そう・・・。」

「俺、今日..会って見るの楽しみにしてたのに・・」

「すみません。。。。。。」
(本当に言葉も無い.. ..)

「まぁ、いいや。今度見せてよ」

(ギクギクッ)

上機嫌のタッピョン。。 胸が痛い。。。

「タッピョ~ン・・」

「ん? どした?」

あれ・・お前・・
こっちの顔、赤くなってね??
腫れてる?(マジマジと左頬を見られる)

「タッピョォォーン。。。。(┯_┯)」

「なに、泣いてんだよ。お前..
メシまずくなるだろ。食え、食え!」

ほれ。

タッピョンに、まだ焼いてる途中の レア肉を無理やり口に放り込まれた。

うグッ.

「ちょっとォ。肉焼けてないし・・ デカ過ぎですっ」

「黙って食え!」

「ブぅーー」

「お前はだいたい、文句が多過ぎ!  大人しく食え。」

プレートを挟んだ僕とタッピョン.

そろそろかな?

いい具合に焼けた肉を僕はハサミでチョキチョキと切る。

「でもォ~ 僕が黙っちゃったら、ヒョン、つまんなくないですかぁー?
楽しく食事できませんよぉ。」

「そんなことねーよ」

ほれ、あーん。

「。。。。。」(あーんって言ったか?この長男)

無防備に口を開けて待ってるヒョンに、一番おいしそうな肉を
入れてあげた。(親鳥みたいに..)

"はい。"

モグモグ
「うめーーー!」

思わず吹き出してしまう。
「ハイハイ、良かったですね。」

「お前、、絶対俺のことバカにしてるだろ。。」

「バカにしてたら一緒に食事なんてしませんよ。。」

「すっげー、上から発言ww」

キャハハと楽しそうなタッピョンを見てたら少し癒された気がした。

「ヒョン・・」

「ん?・・(モグモグ..)」
ヒョンは食べるのに夢中・・

「ヒョンの服さぁー、
本当は‥ちょっと引っかけちゃって台無しにしちゃったんだー」

「ん?(モグモグ) 
そっか。」

「ごめんね・・」

「別にいーよ。お前にやったんだし..
また、何かやるよ」

「う..ん。
ヒョン 
でもね、  でも.. .  もういらない。。」

。。。。。。

。。。。。。

。。。。 。

「そっか.. わかった..」

顔色を無くしたヒョンは
それだけ言って、肉を食べ続けた。

何枚も何枚も食べ続けるヒョンを見ていたら
胸の奥が ふさがるように苦しくなった..

。。。
。。。。。。

ぱすッ。

突然、ヒョンに頭をはたかれた。

「何、泣いてんだよ。バカか、お前」

"ィッタィ.."

自分が泣いていることに気づかなかった..

「いいから食え!」

「ごめんなさい..」

「お前の"ごめん"は禁止~~!

俺、ごめんて言葉、一番嫌いっ!」

ギャーギャーギャー。

いつものタッピョンに戻った..

「服はあげれないけど、また食事しような!」

食事の最後に、タッピョンは言ってくれた。

「もうお前を困らせないから」と

子供を慈しむような笑顔を見せて.. . ..



..end...


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