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【二次創作BL小説】「ワインに合うもの」(タプトリ)3,889文字


「スンリヤ」

「ん?」

「ちょっと買いたいものあるから付いて来てよ。」

「あ、ハイ。」

タッピョンは日本に来ると、僕を通訳代わりに連れ回す。

日本語が苦手なヒョンはやはり行動が制限されるから、
行きたい所に身軽では行けない。
その代わり、僕が付いていれば安心なんだと思う。

(僕.. やっぱりマネージャーなのかな。。。)

「で、ヒョン どこ行きたいの?」

「こんびに」

「. .. . .。 コンビニって言いました?」

「うん。」

「すぐそこじゃん。。」

「すぐそこだけどぉー☆ 店員がいろいろ言ってくるしxxxxxx!!! 俺XXXXX」

「あーーーーー。はいはい。わかりましたッ!
お供します☆」

ブチブチ、タッピョンは何か言ってるけど、ブチブチ言いたいのは僕の方だよ┐(´д`)┌

タッピョン出かけると長いもん。
すっごい時間かけて買い物するんだもん。

でも、僕に断る権利なんてどこにもないんだよね。。。。
僕、マンネだしね。。

ねぇ、僕って便利屋サンなのかな?

でも、僕、人に頼られたりするの好きだよね・・
誰かが僕のしたことで喜んでくれればうれしいわけで・・
誰かの為になってると思えば・・・

ねぇ、僕、歌手じゃなくてもいいかもしんない。。。。。

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