【二次創作BL小説】「フェードアウト」(タプトリ)4,581文字
僕はBIGBANGが大好きで
僕はBIGBANGの大ファンで
いつもBIGBANGのことを考えてる。
えっ。でも、あなた も BIGBANGでしょ?
うん。そう。
僕は、一応、メンバー・・
でも、何ていうか・・
本当のメンバーじゃないみたい。。
僕って、メンバーとファンの中間みたい..
メンバーの気持ちも分かるし、ファンの気持ちもよーく分かるし、
メンバーの気持ちも、スタッフの気持ちも、
ファンじゃない人達の気持ちも、
何で、僕は分かるんだ?!
それは きっと
僕が完全なるメンバーじゃないからだと思う。
いつも、少しだけ 俯瞰してグループを見ちゃう。
ファンからは、こう見えるだろう。
ファンは、こうして欲しいだろう。
ファンじゃない人は、こう見ているだろう。
あのプロデューサーの目的も、あのディレクターの望むことも、どうして、僕だけが分かっちゃうんだろう。。
分かっちゃうから、僕は兄達に伝えなければならなくなる。
知っているのに、知らないフリは出来ないから・・
兄達は、いつも不思議そう。
僕の言葉に、本気で驚いている。
思いもよらない言葉らしいよ。。本当に。。。
兄達は本物のアーティストだから。
それも世界的な
唯一無二な。 〇〇人なんて括りは全く必要としない人たち、
僕は、すぐ近くにいてよく分かるから。
兄達の凄さがね..
だってさ、次元が違うもの..。
ほら、歓声だって全然違うじゃん。
みんなは、ウットリとした瞳で兄達を見てる。
まぎれもないスターを見る瞳でね。。
でも僕は全然。。。
僕は兄達には決して追いつけないから
人間、あきらめてはいけないけど
でも、分かるよね?
どうしても思い知らさせる瞬間が、永遠と続くんだよ
同じステージに立った時、パフォーマンスを確認する時、作品を見ても、
アルバムを聴いても
何度も.. 永遠にね..。
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