【思考を逆転】辞めるという選択
こんにちは。今日の日差しは暖かい。
今年度、早期退職予定の公務員です。
少し前に、なぜ自分がイマ辞めないといけないのか、辞めるという選択をしたのか、じっくりと悩んでみました。
パワハラ更迭事件があって、新しい代わりの部長が来たところで、組織は何も変わらないこと。職場環境は、以前より確実によくはなってはいるものの、所詮、お役所で内勤対象にならないただのお飾り部長。そして、ただの忠犬だってこと。新部長様になっても、お飾り部長ってことで、派遣団体の組織体制の理解もしなければ、経営参画すらしない。市長がこう言っているとか、与党議員がこうしたほうがいいと言っているとか、毎日、夢物語ばかりだ。中間管理職達は本当に疲弊している。
自分は何のために働いているのか。と考えるようになった。職場を良くしようと考え、直接、他の部長へ声をかけ、組織体制の変革を実行してきたこともある。利益や費用削減を追求し、黒字化を目指してやってきた。
しかし、イマはもう無理だ。どうにもならない。それを考えるヒトがいない状態というか、市長の金の使い方が荒いと思っている。本当に市民が納得してると思っているのか。
どうにもならない状況だか、提案は常に求められ、やってもどうにもならないとわかっている仕事を毎日、取り組んでいる状況だ。
精神的に影響が出ていると感じたのは、後輩がワークライフバランスの話をしていたときだ。自分もヒラ職員で働いていた時代は、お金もないけど旅行のことばかり考え、毎年、妻と時間の調整をしながら海外旅行に弾丸で行くようにしていた。
今はそんな気力すら生まれない。大好きなトレッキングや旅行の計画すらしていない。そんな気にならないのだ。
お金も大事だが、やはりメンタルと限られた時間をどう活用するかを考えたほうが、ヒトは効率的に生きられるのではないかと考えるようになった。
妻とは休みもほとんど合わない。月に2日くらいかな。お互いの実家に行ったり、日用品の買い出しに行ったり、あとはほとんど医者巡りだ笑。
なんのために結婚したんだっけ。って思い、来年50歳、互いに元気でいられる期間なんて、あと15年というところか。
今、出来なかったら、後になってもきっと出来ない。だったら、今からこの先に向けてお互い出来ることをしようという話し合いをした。
まずはお互いの時間も作ること。その中で時間を有効に活用すること。あとはお金をどう工面していくか。
ここは重要な局面だ。しかし、ヒラ職員の時は今の年収の半分以下だった。今の時代は、働き方は多様性に溢れている。65歳で定年を迎えずに、75歳まで楽しく暮らしたいと思える仕事に出合いたい。これも夢物語か。
職場はどうにもならないが、自分は必ず変えられる。これは、自分が最大限リスペクトしている先輩の言葉なのだ。
次のステップに向けて踏ん張ります。