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【公務員の闇】シナリオの存在

こんばんは。明日は仕事…行きたくない。
今年度、早期退職予定の公務員です。

公務員の闇シリーズ第5弾、シナリオについて、お話ししていきます。

自治体職員の場合、議会対応として、シナリオの準備に追われます。議員からの質問に効率良く回答するためのものです。

議会の一般質問では、事前に質問と答弁がシナリオ化していることが、よく見受けられます。
これは、議員への忖度行為であり、作成側からすると茶番劇としか思えません。

こういった茶番劇に慣れてしまった職員は、出向先でも、同じことを求めてしまいます。出向先に忖度行為の慣例がない場合、部下になった職員は恐怖におののくことになりかねません。

出向前までは、知った職員の中で思い通りの動きが出来ていたかも知れませんが、出向先の仕事内容を全く把握することなく、シナリオだけを求めているケースは良く見受けられます。

そのため、議会はシナリオを作らせて、どうにか発言出来ますが、出向先の会議では、なんの発言も出来ず、何のために出向しているのか、疑問です。

ワタシの職場も、パワハラで更迭された後に、代替として出向してきた職員は、思った通り何も出来ませんし、何も発言しません。大事な会議の場面でも無言を貫き通しています。

シナリオなき石丸劇場として、名を馳せた前安芸高田市長の石丸さん。議会の一石を投じ話題となりましたが、ワタシは本来、そう言ったやりとりが正しいと感じています。

議会や議員への忖度しないと、効率よく運営出来ないならば、その自治体は壊れてます。効率とシナリオはイコールではありませんから。

議会は討論の場であって、忖度の場ではありません。衆議院議員選挙の開票が進んでいますが、今後もより良い社会になることを、切に願います。

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