見出し画像

エンジニア採用とコーディングテスト

こんにちは!採用せんぱいです!
エンジニア採用においてコーディングテストは今や一般的な手法となっています。企業が求めるスキルを持つエンジニアを見極めるための手段として、コーディングテストは重要な役割を果たします。
しかし単にテストを実施するだけでは真の能力を見抜くことは難しいのです。
本記事ではコーディングテストの本質、実施方法、そしてそのメリットとデメリットについて、採用担当者の視点から詳しく考えていきます。


コーディングテストとは何か?

まずコーディングテストの基本を押さえておきましょう。このテストはエンジニア候補者に実際にコードを書いてもらい、その技術力を評価するものです。採用担当者が注意すべきポイントは、単に正しいコードを書くだけでなく、問題解決のアプローチや思考プロセスも評価の対象となることです。

具体的な評価ポイント

プログラミング能力

与えられた問題を解決するためのコードを書く能力。プログラミングというかアルゴリズムの問題をホワイトボードの前で書くイメージです。

論理的思考

問題を効率的に解決するための手順を考える能力。これもアルゴリズムが分かるか書けるかの問題です。

コミュニケーション能力

コードを書く過程や思考を説明する能力。
これらのスキルはエンジニアとしての業務を遂行する上で非常に重要です。

コーディングテストの形式

コーディングテストにはさまざまな形式があります。採用担当者は企業のニーズや応募者の特性に応じて適切な形式を選ぶことが求められます。

オンラインテスト

自宅で受験できる形式でリラックスした状態で実力を発揮しやすいです。

ホワイトボードテスト

面接官の前でコードを書く形式で、思考過程をリアルタイムで説明する必要があります。

持ち帰り課題

自宅で一定期間内にプロジェクトを完成させる形式で深い技術力や創造力を確認できます。
これらの形式は応募者の特性や企業のニーズに応じて選ばれます。

コーディングテストのメリットとデメリット

コーディングテストを導入することには多くのメリットとデメリットがあります。

メリット

スキルの可視化
応募者の実際のスキルを数値化することで、客観的な評価が可能になります。

効率的なスクリーニング

大量の応募者の中から優秀な候補者を短時間で見極めることができます。

チームの質の向上

高いスキルを持つエンジニアを採用することで、チーム全体のパフォーマンスが向上します。

デメリット

ストレスの要因
テスト形式によっては応募者にプレッシャーがかかる場合があります。
スキルの偏り
特定のスキルや知識を重視するため実務に必要なスキルが評価されないことがあります。
準備の不均一性
コーディングテストの準備に差が出ることがあり、特に新卒や未経験者には難しく感じられることもあります。

実際の事例

コーディングテストを導入して成功した企業の事例を紹介します。

DeNA
実際の業務に即した問題を出題し業務に適した人材を見極めています。
メルカリ
オンラインプラットフォームを利用し自宅でリラックスして受験できる環境を整えています。
LINE
ホワイトボードテストを取り入れ応募者の思考過程を評価しています。
これらの事例はコーディングテストが企業のニーズに応じて柔軟に活用されていることを示しています。

終わりに

コーディングテストはエンジニア採用において非常に重要な役割を果たしています。しかしテストの形式や内容には注意が必要であり、応募者の多様なスキルを評価するためにはテストだけでなく面接や実務経験も考慮することが大切です。
採用担当者としてコーディングテストを効果的に活用し、優秀なエンジニアを見極めるための戦略を立てていきましょう。

このようにエンジニア採用は技術と人間性のバランスを見極める難しい仕事です。コーディングテストを上手に活用すること、企業の成長を支える強力なチームを築くことができるでしょう。

今後も採用や人材に関連したトピックを共有していきたいなと思いますので、リアクションいただけると嬉しいです!

人数限定ですが、採用について壁打ちやお話ししたい方はこちらからどうぞm(_ _)m