KOYOMI 日々のお菓子
みなさんはお友達との予定はどのように立てますか
私はたいてい「ここ行きたい!」から始まって、いつにするか、と日程を決めていくのですが、そのなかなか日程が決まらない期間が苦手です。
早く決めたい、早く決めないと!という強迫観念にかられ始める、、、
それじゃあせっかくの楽しいことも、ワクワクじゃなくなっちゃうよな…と感じた今日この頃です。(単純に私が予定を詰めすぎてなかなか暇な日をつくれないのが原因なのですが…)
そんな過ぎていくだけの日々を何とか繋ぎ止めたくてこうして記録を始めたわけですが、第一回目は「KOYOMI 日々のお菓子」さんという奈良市にある“お一人様専用喫茶”でゆっくりと流れる時間を味わった、そんな一日を紹介します。
【KOYOMI 日々のお菓子】
バイトの後は「KOYOMIさんに行こう!」
定時になるのを今か今かと待ちながら時間になった瞬間、サクッと退勤!
ワクワクしながら歩く道は通ったことのある道だけれど新鮮な気持ちになれた。ならまちは何度歩いても発見があって面白い。
まだまだ残暑が厳しいけれど見えてきたのはどこか涼しげな暖簾のかかったシンプルな古民家。
しっかり入り口には「おひとり様専用喫茶」と書かれていた。
少し緊張しつつもドアを開けると、そこにはやさしい空気が広がっていた。
先客は2名。
私は奥の壁に沿ったカウンター席に座る。
インテリアもごくシンプルなんだけど、ひとつひとつがこの空間を作っている一部なのだと感じさせるものだった。
こういうお店ってメニューまでも愛おしく思えてくるんだよね。
<注文>
・カフェオレ hot
・プリン 生クリーム添え
待つ時間は、雑誌を読む。
個人的に&premiumがあるカフェはだいたい私のお気に入りカフェになりがち。
「お待たせいたしました」
で登場したプリンに思わず笑みがこぼれてしまう…
シンプルなプリンが頭に真っ白いクリームをのっけて器にちょこんとのっているの…♡
ルックスだけで心奪われてしまう、、
カフェオレもふわっふわ。
固めプリン。スプーンでしっかりすくえるやつ。
「パクっ」
ん~~~♡
やさしい甘さが口の中に広がっていく、、、
口の中が幸せでいっぱいになる感覚。
美味しいプリンでやさしい気持ちになりながら、ぼーっとする時間が心地よかった。そしていつの間にかなくなていた、、🍮
本気でもう1個頼もうか迷った(笑)
お隣に座っている方がお店の方と話していた。(小さなお子さんを持つママさんらしき方)
「なかなかこうして一人になれる時間ってないから嬉しいわ」と。
なるほどな、家族を持つってそういうことなんだなと改めて感じた。
私は基本が一人だから、家にいれば一人だし、あえてこういうところに来なくても一人にはなれる。
むしろ今の私は、一人がさみしいと思ってしまう。
だから、どちらかといえばおひとり様カフェに行くのは「一人でいる人たちとの時間を楽しむ」のほうが近いのかも。
純粋に誰もいない空間、というわけではなく同じ一つの空間で一つの食と向き合って、味わって、感じている。誰かと食を共にするときには気づけないものが、あるように思う。
それぞれ考えていることは様々だけど、KOYOMIさんのお菓子を通して
あたたかい気持ちになれているのは同じなのかなと思いました。
「ごちそうさまでした。」
【KOYOMI 日々のお菓子】
住所:奈良市
営業日:不定休(営業日カレンダーをチェック)
営業時間:11:30-16:00
お菓子がなくなり次第終了
※私が行ったのは平日の15:00まえくらい。
どれもまだ注文できそうだった。