『自由』…心象散文
漆黒の天が逆巻いている
そこから放たれる矢のような突風が一陣
また一陣とわきを吹き抜ける
何かが呼んでいる
無音の泉がうず高く湧き上がり天に届くと
爆音の滝となって降り注いでくる
その飛沫
透き通った弾丸は無数の飛沫
金属を叩くような硬い銀の音色が闇に映えて
受けて立つ
ダンスを!
当たると火花が散ってオレンジの炎が芽吹く
そして風を孕み、膨れ
極彩色の極楽鳥が生まれた
金の冠、紫の羽、赤い尾
暗闇に沈む三千世界を悠然と翔びまわり
瞬間、飛沫に反射する
色の連動
光り輝く
自由がそこにある
データ整理中、かなり前(だったと思う)に書いたいろいろな文を見つけたため、その中から選び敢えて掲載してみました。これまで数人の友人以外は見たことがないものです。ガチの最果てです…笑 お蔵入りにするよりかは日の目を見せてみることに。
形式をあまり考えず書き散らした状態のも結構あり、絵を描いていない時に文を書いていたような気が。自分の場合、こういうのは浮かんだイメージを絵にするか文にするかという選択の違いと言いますか、目じゃないところでみえたものをそのまま文にしている感じです。
また気が向いたら掲載してみます。
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妙なもん見たけどなんか元気になったわ…というスポットを目指しています