①理想とするプレーと実際のプレーはなぜ違うのか
こんにちは。
一匹狼の卓球コーチです。
前回投稿した記事は思っている以上に閲覧数や反応してくださる人が多く嬉しかったです。
足の使い方って意外と難しいんですよね…
小刻みに微調整
をしないといけないし、球が入ったかどうか確認していたら戻れない…
上手い人の真似をすれば上手くなれると言われますが
自分に合った動き方を身に付けることが1番
だと思います。
これからも皆さんの為になるような記事を投稿できるように頑張ります。
今回の記事は
『理想とするプレーと実際のプレーがなぜ違うのか?』
について記事を書きたいと思います。
レッスンを受けにくる方で
「強い球を打ちたい!」「サーブの回転をもっとかけたい!」
と言われて見様見真似で打っている方が沢山います。ですが、実際はいきなり飛んできた高い球をスマッシュしてミスをする、芯に当たらず弱い球を打ってしまう、一生懸命下回転を出そうと力ずくでかけて回転がかからない等、理想よりほど遠いプレーをしている方がいます…
確かに、スマッシュが打てたり下回転がかかったサーブを出せたら相手はミスをしてくれるかもしれませんよね。
スマッシュが打てて下回転がかかったサーブを出すには練習が必要ですが、それまでの
・過程(スマッシュを打つまでの流れ)
・打ち方を知ってるのか(サーブも同様)
が重要です。
まず、なぜ過程が大事なのかというと、スマッシュがしたい!と思ってネットすれすれの低くくて深い球をスマッシュして入ると思いますか?
入る確率はかなり低いですよね…
そこでひとつ前の打球、すなわちサーブ、レシーブ、ツッツキ等色々な球を打ってるのですが、相手が返球する時に
・自分にとってチャンスボールにして返球してくれるのか
・それとも厳しいコースや速さにして返球しているのか
でスマッシュが打てる球、打てない球が変わってきますよね。
例えば、相手がバック前の下回転に対しては低くレシーブして難しい球が返ってくるが、フォア前にくる下回転サーブに対してはミスをしたりスマッシュしやすいような球が返ってきた場合、あなたはどっちにサーブを出しますか?
そうです。フォア前ですよね。
なぜ、戦術の話もしているかというと、確実にスマッシュを打つためには
相手の弱点を見抜く力
が無ければスマッシュどころか常に返すことで精一杯になってしまうんですね。
少し難しい話かもしれませんが、
サーブから3球目攻撃、
レシーブから4球目攻撃
の流れをイメージして尚且つ、
相手に効いている技術・コース・球質
をイメージし意識するだけでプレーの質も変わってきます。
「スマッシュをするんだ!」という気持ちだけで返球すると打つことに精一杯になってしまい、打てるチャンスがいつくるのかわからないまま試合が終わってしまう場合もあります。
またラリーがダラダラ続いてる状態も質が悪くなり逆に相手にスマッシュを打たれてしまいます…
そこでですが、
「あの人は○回転を送ると緩く返ってくるな」
「この人にはほとんど打ち返されてしまうけどこのコースは打てないんだな」
など、感じたことありませんか?
この感じたことが後々、弱点を見抜く力になってきます。
なので、
スマッシュだけの練習や
サーブを出すだけの練習
はおすすめしません。
サーブ練習をする時もただ出すだけじゃなくて
・コース
・長短
・出す場所
などを意識するだけで色々なサーブを出せるので具体的にどう効くのか?効かないのか?分かってきます。
自分がしたいプレー(理想とするプレー)だけでは試合をしてもなかなか上手くいきません。
レッスン受ける時や練習する時に試合の流れを意識して練習してみてはどうでしょうか?
今回も長々となってしまいました。笑
次回は
打ち方(サーブのかけ方についても)
の記事を投稿したいと思います。
一匹狼の卓球コーチでした。