詩オリジナル🎀名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」浮かんだことをそのまま綴ってみた
おはようの始まりは
仲間達との別れを思い出して
「今日も強く生きねば」
そう願うほど引き寄せられる
もう2度と呼んでもらえない
僕のあだ名は徒花と化して
響く夢が 響く声が
届くことのない明日をさがしてる
心の秒針は今でも止まったまま
僕は呼吸を繰り返して
「さよなら」を言えないまま時は過ぎ
何度目かの春を迎えたよ
(みんなの世界も桜が咲くのかな…)
知る頃には僕も永く眠りにつくだろう
未来が僕に追いつく日を待ってる
明け方の目覚めは
いつでもそばにいてくれるようで
「今日も行ってくるよ」
そう伝えるたびに慟哭に襲われそうさ
もう2度と読んでもらえない
僕の言の葉は掌へ散って
響く姿が 響く名前が
僕だけを置き去りに去っていく
心の時計は今左に回り
過去へ旅をはじめたよ
「さよなら」を伝えるために
何度目かの冬さえ乗り越えようか
(みんなといた世界を忘れたくない…)
でもいつまでも引きずっていられない
日々を心に閉じ込めて息をしよう
失ったパズルの欠片は
どんなに集めても欠けたまま手元に
僕の生きる道に名前をつけるのなら
それは永遠に解けない謎になる
心の時計はようやく右に回り
未来を見つめはじめたよ
「さよなら」はまだ言えない
けどもう生を諦めることはしないさ
(みんなとまた胸張って逢えるように)
僕は前を向くことを決めた
笑顔で再会出来る日を待ってる