ゼミに落ちた話
ゼミに落ちました。
自分はサークルや部活に入っておらず、大学で何か実のある活動を何もできていませんでした。
自分は勉強は得意ではないけど好きなのでゼミに入れば何か成長する機会が得られるんじゃないかと思い応募しました。
しかし第一志望のゼミは学部の中で一番人気のゼミで、倍率は3倍ほどでした。自分みたいに優秀ではないやつが受かるか不安な気持ちになりつつも、勉強したいという熱意だけは持っていたので、その根拠ない自信で面接を受けました。
「君の熱意は伝わるけど、具体的に君の強みだったり、ゼミに貢献できる点はなに?」
この質問を聞かれた瞬間固まってしまった。
「強み?そんなんわかんねぇし、ねぇよ。ないからこそゼミで何かを得ようとしてるんだよ。」と言うことはもちろんできず、その場を息ができないくらい静かな空気が流れた。
面接を終えて思ったのは、「自分はまだ何者でもない」ということだった。自分という器にはまだ何も入っていない。
何者でもない人が熱意だけ持っていても評価に値しない現実を突きつけられた気がした。
でもそれに気づけただけマシかもしれない。
二次選考もあるのであきらめずもがいてみる。
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