自分を好きになるには
日本人は自己肯定感が低いという話をよく聞きます。
実際、「自分のことを認めることができるか、また好きであるか?」と聞くと多くの人はそうでないと答えると思います。
なぜ自分のことを認めてあげることができないのでしょうか?
そこでふと思ったのが、人は生きていく中で幸せの基準がどんどん高くなっていくということです。
私自身、子供の頃少ないお金で駄菓子を食べれるだけで幸せでした。しかし年をとり心も体も成長し、お金をある程度もつようになると、その程度で満たされることはなくなりました。
それはより多くの世界にふれ、より多くの娯楽を享受したからです。
つまり幸せは相対的なものです。比較の中で自分の位置を常に確かめているのです。その比較には終わりがなく、自分の幸せの基準はどんどん上がっていきます。
先日、ある映画を見ているとそこに描かれていたのは途上国で貧しい暮らしをする子供たちの話でした。そしてふと思いました。
この子供たちと比べれば自分めっちゃ幸せじゃん!笑
自分の幸せの基準を貧しい子供の暮らしに合わせると、自分がいかに裕福な暮らしをしているかに気づくことができました。
結局何が言いたいかというと、自分の生活に不満を抱いていたとしても、それは自分で高く設定しすぎた幸せの基準のせいかもしれないということです。自分の身の回りの物や人間関係を改めて振り返ってみると、大切なものは案外近くにあったりします。
目の前の幸せに気づけないという心の貧しい生活は私は送りたくありません。いつでも小さな喜びを享受できる自分でありたいです。
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