LBサミットの某LTで思った実況(備忘)
※アドベント公開を控え、誤表現修正&手書きグラフ等を追加。
アドベントカレンダーもはや6年目…後輩の石川管理人に使われつつ、よくやってるよねえと自分を褒めてあげたいです(´・ω・`)
今年度は気候同様、思った以上に12月が早くやってきて、小生も数多く投稿するんかなと思っております。駄文駄ネタとは承知のうえ。今年もお付き合い頂ければ幸いです。
さて先日、恒例のローネ・ベースサミットで、知らぬ間に伝統←となったライトニング・トーク(以下「LT」)のとある方のプレゼンを聴く中、頭の中に巡ったことを実況的に書いてみようと思います。
快くLTでの表示パワポ資料まで使わせて頂けた某B団の指揮者氏に心より感謝申し上げます。
なお、(色々な観点で)属人的な要素満載であるのは承知してください笑
ひとつめ
ローネはうるさい…色んな人が、いろんなローネ弾きへ申し上げてるのをうかがっておりますが、実はうるさいにも種類がある訳です。
種類は大きく分けて「①音量か」「②ノイズか」「③音質か」の3つ。
①であれば文句なし。デキるベーシストとギリギリ張り合えるレベル。
でも世のローネ弾きのほとんどが②。ピックの材質が弦に負けたりピックの握りが緩いことでパチパチペチペチいうアレ。この音高周波なんで遠いところまで届くんですよね…結局「雑音が」五月蠅いと暗に言われてるのが現実。
③は柔らかい音が欲しいのにゴリゴリな音を提供するKY系。でも雑音ではないので①と②の中間。お互い溶け合う音質も必要なんですが、「ローネ聞こえなくてよい」音なんて出す精神的余裕はありませんっ、というパターンかしら…自分も基本そうですよ(キリッ
(閑話休題)
結局は楽器を振動させた音を出してるか、につきると思う。①のパターンでも、弦中心の発音は半径数mはうるさく聞こえるけど、指揮者付近までに一気に音量が減退して、客席含めピック音しか聞こえない。遠達性の高い音は楽器の奥(震動)から出す音じゃないかな。それでもピック音の遠達性=よく聞こえる雑音には敵わない。
だから少しでもピックノイズを減らしつつ、楽器の深い震動による音を出すことが、真に「うるさい」と褒められる方法なんじゃないかな…。
キチンとダウンアップできるフィジカル位は最低限必要ですが。
ふたつめ
自分も昔はそうだった…(遠い目)
しかし、お世話になってる某100名規模のオケが「やるだけ無駄」を教えてくれた。タダでさえ100人規模なのに、その全体バランスを押し上げる打楽器群や管楽器群が相手では数人規模のローネではどないしようもない…これも7人いたんだけどねえ…(集合写真はとあるマ書籍に載ってる笑)
打楽器が入るのは、マンドリン系が出す以上の音量が必要な箇所なのだから、「打楽器が入らない箇所でド本気で弾き、それ以上は打・管楽器群に任せる(力を抜く)」が最適解なのでは?
更に。特にローネ奏者は投入するパワーに比例して音量が増大すると思ってそうだけど、実際はとある先からは音量に還元されない、あるいは、弦に負けてのノイズしか出ておらず、7,8割くらいのパワーで弾くのと音量的には変わってない、はず。むしろ全力の方がノイズ出る分実音マイナスの可能性もある。所得が上がれば税金も(更に)上がって、可処分所得は最終的にマイナス…みたいな?
であるならば、無理しない音量で弾く方が、乳酸蓄積も減るし、頑張りすぎて曲・演奏会途中で腕が動かず最後まで弾き切れないローネ弾きあるある現象も軽減されるのではないのか…。
要は、①現実を認識し、②限られたリソースを選択と集中で配分し、③最後まで力尽きず弾ききること、それらを念頭に置いた演奏プログラムを俯瞰したリソース配分戦略が必要じゃないかな。1曲目から鼻息荒く弾くのでなく。
必要なところ限定で、らしい音で聞こえる事ができればそれで良いのでは?
打楽器と勝負する気概は悪くないけど、ローネ弾きとしての目的と役割は客観視しないとねえ。
みっつめ
これ自分ほとんどないで…属人的要素間違いなしっ。
…と言いつつ、確率的に布教者を生み出すためには、それなりの母集団(多数のローネ弾き)が必要となるわけで。少し頭を整理しよう…
西ではSMDや名大MC、龍・京大のサブコン、かつての立命をはじめとして、毎年コンスタントにローネ弾きが生み出され、場合によってはローネに理解のある社会人団体(特にエルマノ様)に入るなかで、周辺マ界に布教活動をしていたと思われる。
東の場合、かつてのジュネスがローネ奏者を多数集めることで、参加者周りの注目を浴び、更にはTV放映も通じて布教を行っていたのではないか。
というか、還暦すぎてもマ界活動している方々の「オレジュネスでローネ弾いたことあるで」率が異様に高い。ある意味、学生でも存在感ある方=ジュネス限定ローネ期間工がデフォ、だから今もローネが欲しい、みたいな。
ところがジュネスの活動が終了して以降、西と違って大学MCでの専属パートもないこともあり、関東でのローネの露出が極端に減ってしまう。その事で元ジュネス戦士年代より若い世代の、ローネへの興味そのものが限りなく0になったのではないか…。
昔呼ばれてたエスプリMOが続いていたら、今の若い世代との橋渡しができてたかな(残念)。
まあなんでもいいから自分に布教スキル教えてくだされ(´・ω・`)
さいごに
なんてことをつらつらと頭の中で思ってました。書き出したら支離滅裂でお恥ずかしい限りですが、文章に残すのも大事と思い、この機会に書かせてもらいました。ローネ弾きや周りの方々や指揮者(調教師)に何かしらのヒントになれば幸いです。
蛇足ですが、仕事の関係で3分間スピーチをそれなりにやってきた経験上、パワポ使った5分間のLT(自己紹介含む)はかなりの無理ゲーだとは思ってました。が、彼は与えられた時間で、自身の思いを簡潔な3点にまとめてたのは良かったと思いました(参考音源披露は失敗したけど笑)。