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弾くのは恥ずいが役に立つ?


宿題をね、ずーと気にしてたんですよ…。

昨年末のマンドローネの集い(ZOOM飲み会)が発端の、ローネ奏者のための編曲作品が…作曲作品まで……。弾いてみてね☆ってことですよね…ちょっと遠達性が高く&少しデカい音が出せるだけでご縁が広がって生き長らえてきた自分がどうすればよいのかと…。

と自分に酔っ払いつつ悩んでいましたが、ソロコンで言う「一番手」、会社での企画・資料で言う「叩き台」みたいな、「いわゆる基準の一つ」「こんなレベルなら自分でも…な演奏」も必要だろうと思い、周辺に迷惑かけ、先週から三日三晩、自分の音に凹みながら演奏と編集に精魂傾けました(苦情はまだ来てません)。 
そんな訳で、制約の多い家での、ZOOM等を使ってのセルフ録画を、パソ標準装備のカメラマイクを使い、技術ないのでエフェクトなく、たぶん200回近くのリテイク、を経て(事前言い訳)、2曲ですが多重動画を製作いたしました。お役に立てれば幸いです。
※12/21:1曲追加

楽器はMYローネ(1927年製作ヴィナッチャ)、ピックはIbanez ELJ1ST25 SOFT 2.5mm(✕緑ワニ)に、足台(ハイポジ多用のため。左足をのせて)を使っての演奏です。

「Mitochondrianos Mandolonistica Suite N.1(For 5 Mandolones)」より第2楽章「Waltz」

邦題は「ミトコンドリアーノス マンドローニスティカ組曲第一番」
アドヴェントカレンダーに寄稿頂いている小穴雄一さんによる「ローネ5本のための」組曲(悲鳴)。
「アメーバが混沌としたところから蠢き合いながらやがて一筋の光になっていく、そんな感じ」との事。なお、全楽章製作日数が一週間弱の様子(神)
アメーバーだからかわかりませんが、パート違うのに体の動かし方や自分の腕の振り様が全く一緒だったり、我ながら見た目キモいデキではあります。全6楽章ですが第2楽章のWaltzだけ。拍のズレは聞かなかったことで(´・ω・`)

Ave Verum Corpus K618 W.A.Mozart/向折戸 秀

おりとくんこと、向折戸 秀さんによる編曲です。色々編曲頂いて送ってもらってます(弾けなくてスイマセン)。自身のyoutubeチャンネルを持ち、ローネ演奏多数アップされています。ジョン・ケージなんてもう胸熱(笑)。
12月であること、比較的演奏できそうと皮算用してこの曲をチョイス。本当はソロ曲ぞうさんの予定だったのですが、50テイクしても弾ききれず断念…加齢で指がハイポジ和音覚えてくれない(´・ω・`)
音量統制と12フレット前後の指の押さえ方に大いなる課題を残した演奏ですが、消去法的にこちらとなりました。

【追加】糸 中島 みゆき/向折戸 秀

引き続き、おりとくんの編曲です。ローネデュオ。家に2本ローネが置いてるので弾き比べ。別の1本は2002年製作大野ラベル。画面左側。
こちらは自分のではなく、学生時代にローネ買ったHentaiである砂氏(仮名)から、現イスラエル在住のヒルトン氏(仮名)へ譲渡された楽器であります。砂氏時代から借りっぱなしの状態でして全くもってスイマセン…。
つまりは楽器所在明示と楽器の音チェックも併せて、という事でもあります。お二人コレ見てたら良いけど。演奏はこの際目をつぶってください。

"Czardas" played by the Mandolone(肝付 兼美)

最後にお耳を清浄化頂くため、プロ奏者 肝付 兼美氏によるチャルダスを。
演奏に様々な感想を持ってましたが、自分が今回一人弾きして、破綻なくキチンと弾ききり、普通に聞かせれることができるのは、プロだからこそなせるワザなんだな、と改めて思った次第です。ローネ独奏の教科書的存在ですね。

ちょっとこの音域は自分には演奏できません…ハイポジ不利な形状のMY白ビナ演奏を諦めるand指を長くするハックを開発、位がないと…。
とはいえ、ローネ弾きの端くれとしては、いつの日か破綻なく演奏して公開したいモノですね…8vbが精々でしょうけど。

おまけ

小穴さんとおりとくんから上記スコアのアップを許可頂きましたので、以下に掲載します。ご興味のある方ご覧ください。特にぞうさん。誰か弾いて…

最後に

ここまでご覧頂き感謝しております。
頂いた楽曲のホンの一部&恥さらしの演奏ながら、宿題を0から進めたことで、個人的には安堵しております。あと少し弾き込みたかったのですが…。
繰り返しですが、この演奏を批判的にご覧頂き「自分ならもっと○○~」「こうすればもっと〇〇〜」とよりハイレベルなローネ演奏(+公開)をしてもらうための「叩き台」として作成しました。今後、目(耳)が驚愕するようなCOOLなローネ演奏が出てくることを願ってやみません。自分ももう少し頑張ります。
そして、ローネ弾きが集合して何かしらの形で曲を音に残したいですね…。そこは石川御大の出番ですな|ωΦ)ギラッ

以上です。今年も有り難うございました。


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