住み込みでドキュメンタリーを撮る。そこから学んだこと
28歳男性
2018.10 テレビ番組制作会社に入社
2020.10 国際番組(6分)のディレクターになる
2020.11 Tokyo Docs短編部門で優秀作品賞受賞(一つの時代が終わるとき)
2022.3 フリーランスになる
かつて暴動が絶えなかったドヤ街「山谷」に住み込んで、時代とともに薄れゆく街の姿を記録しています。純粋な人間模様を描きたいので、今日まで3年間、一人で取材撮影をしてきました。
2019年6月。
撮影を始めたとき、僕は入社1年目のアシスタントディレクターでした。"新人が取材なんて生意気だ"と嫌われたくなかったので、バレないように早朝に撮影してから出社していました。このために取材地域に引っ越したことも、月賦でカメラを買ったことも会社には内緒でした。
撮影を始めた頃は「あっちいけ!」と怒鳴られたり、物を盗まれそうになったり、治安の悪さに震えることもありました。今はパジャマとサンダル姿でカメラぶら下げて出歩けるくらい馴染んでます。
そんな取材をスタートさせてから3年が経ちますが、経験も知識も足りないままスタートしたので、これまで何度も壁にぶつかって、その度にノートやスマホのメモ帳に反省と対策を書いてきました。どれも結構大事なことだけど、整理していないので何処に何を書いたか忘れてしまいそう。ということで"住み込みでドキュメンタリーを撮る。そこから学んだこと"と題してnoteにまとめてみたいと思いました。
これは個人ノートに殴り書きするのとは違って、人に見せることが前提なのでなるべく読みやすく書きますね。内容は保障しませんが。
眠いので終わります。また次回。
お仕事ください。