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【日記】夏の一大イベント!!Royal Ascotに潜入!!
6月に入って驚くほど雨が降らなくなったイギリスから、こんにちは!!
イギリスでは6月20(火)〜24(土)まで、Royal Ascotという一大ビックイベントが開催されています。
Ascotってなんぞ??から、
当日の会場のテンションとアルコール成分高めな様子まで
Royal Ascotのあれこれについてご紹介します!!
<ロイヤルアスコットって何??>
簡単に説明すると、↓
6月第三週にイギリスのアスコット競馬場で
イギリス王室が主催する競馬開催の事である。
1711年に当時の君主であった アン王女が、
「アスコット競馬場こそ、
競走馬が全速力で走るのに最高の場所!!!」
「ここで毎年、王室主催でイベントしたら最高やないかー!!」
といノリで、始まったとか….。
![](https://assets.st-note.com/img/1687522778470-3ceLdrf416.jpg?width=1200)
かなり癖強な人物でブランデーが好きすぎて
ブランデー・ナンと呼ばれていたそうな…
<普通の競馬イベントと何が違うの?>
このイベントの1番の特徴といえば、
来場者向けのルール!
王室主催イベントであるが故に、
ドレスコードや持ち物に厳格な決まりがあるのです。
▪︎ドレスコード
座席により厳しさの程度も変わってきますが、
最も規定が厳しいとされるRoyal Enclosure( ロイヤルファミリーと同じエリアの席の名称)のドレスコードはこんな感じ↓
=男性=
・黒色又はグレーのモーニング
・黒またはグレーのシルクハット
・ネクタイ(蝶ネクタイNG)
・黒の靴
・足首が隠れる長さの靴下
・又は軍服の着用
=女性=
・フォーマルドレス&パンツスーツ
・直径10cm以上のベースのある帽子
・ストラップレス・オフショルダー・ワンショルダーNG
・スカート丈は膝丈上よりも長いもの
=外国人の観客のみOK=
・イギリス以外からの観客限定で観客本人の国籍の民族衣装
シルクハットって今でも使うんだ…(驚き)
初めてルールに目を通した時はめちゃくちゃ興奮しました。
私自身は帽子を持っていないのとこれがまた買うとお高めなので、
迷わず民族衣装一択でした!!
▪︎それ故、あの映画の舞台にも…
映画『マイフェアレディー』で
逆転ライフ花売り娘の主人公が社交界デビューをするシーン…
あれこそがまさにロイヤルアスコットなのです!
![](https://assets.st-note.com/img/1687523560653-INSnIMqchJ.jpg)
まさしくマイフェアレディーのあれです。
<チケットはどうやって買うの?>
Royal Ascotの公式サイトから購入できます。
1 まずは期間をチェック!
期間は5日間。
例えば今年なら6月20(火)〜6月24(土)。
スケジュール帳と照らし合わせ、どの日程が都合がよいかを考えます。
2 4つのエリア
観戦エリアは4つに分かれています。
値段や利用の際の条件が大きく異なるので、じっくり検討します。
▪︎Royal Enclosure:招待客のみ入れる席
▪︎Queen Anne Enclosure:一般人の席では最もお高級な席
▪︎Village Enclosure:ピクニックエリアより小洒落ている。2番目にお安い。
▪︎Windsor enclosure:持ち込み自由のピクニックエリア。一番お安い。
この2つを確認したら、「23日の〇〇エリアにしよ〜!」と注文。
最終日に近いほど各席のお値段も上がってくるので、スケジュールとお財布の両方と相談しながらチケットを選びましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1687526888242-4QkF6BMwz1.jpg?width=1200)
どちらでも受け取れます👍
<駐妻見習い的アスコットの1日>
ここからはアスコット超初心者・駐妻見習いが
過ごしたロイヤルアスコットの1日を写真とともにご紹介します!
駐妻見習いもちこの当日データ
・観戦日: 6月22日(木)
・当日の席:Windsor Enclosure(最も安くカジュアルな席)
・当日の服装:着物
・当日の持ち物:ピクニックバスケット、冷たいお茶、グラス2個
1. ロンドンから特急でGO!
アスコット競馬場は郊外にあるため、
ロンドンの街中からは普通電車と特急で1時間ほど。
帰りは混むそうなので、特急券は往復で買っておくと吉です!
![](https://assets.st-note.com/img/1687525003996-siCoqYs8i7.jpg?width=1200)
既にドレスコードで着飾った人が沢山!
2. 駅から歩いて会場へ
アスコット駅に着くともはや改札では追いつかないため
警備員さんが目視で乗車チケットを確認。
周りはほぼアスコットを観戦する観客なので
人の流れに乗って競馬場まで歩きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1687525200471-mXtwWouZeX.jpg?width=1200)
若干坂道なのでヒールの女性の方、お気をつけを!!
3. セキュリティーチェック
エリアごとに入場口が分かれているので、
案内板に従いセキュリティーチェックの入り口に進みます。
食べ物の持ち込みをする人、
ピクニックバックの中も確認されますよ…!!
![](https://assets.st-note.com/img/1687525401319-IZfkekQftd.jpg?width=1200)
看板から漂うおロイヤル感がすごい….!!
4. 入場したらランチを調達
セキュリティーチェックを終えいよいよ入場!!
ピクニックエリアに向かう途中に
何台ものフードトラックが止まっていたので、
ランチを調達してから場所取りをすることにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687526992551-Jr9tVuGHuq.jpg?width=1200)
腹ペコですよ
![](https://assets.st-note.com/img/1687527085707-W56n6yccfM.jpg?width=1200)
暑い日にはぴったりのテイスト
5. いよいよレース観戦!!
ピクニックエリアでシートを広げ、場所取り完了です。
ピクニックをしながら競馬を見れるのかと思いきや、
コース前は立ち見席になっているので座りながらの観戦は難しそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1687527485888-5ynpPRbu8G.jpg?width=1200)
前のマダムが次々シャンパンを開けるのが
見ていて気持ち良い
ということで、
我々も立ち見エリアでレースの開始までスタンバイ!
1レース終わると次のレースまで30分間隔があるので
レースごとに入れ替わり立ち替わり。
もし、立ち見エリアが埋まっていても
必ず次の試合前には入れ替わりがあるので
諦めないで…!!!(CV.真矢みき
6.楽しみ方は色々
ただただ優雅に競馬を楽しむだけがアスコットではない!!
という勢いで、とにかく色々なサービスが用意されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1687527940922-4pHVwqTUJF.jpg?width=1200)
ちょいと£2(=360円)だけ…
![](https://assets.st-note.com/img/1687528377485-fALZJbemPs.jpg?width=1200)
記念グッズが売られているので必見です!!
![](https://assets.st-note.com/img/1687528389198-IMQmHiwqUq.jpg?width=1200)
このエリア、もはやフェス状態で
殆どの人がレースを見ていません!!!(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1687528465870-dL5OWOlNMn.jpg?width=1200)
オリジナルカクテルも売られていました👍
![](https://assets.st-note.com/img/1687528478229-Tjs8ukfqJZ.jpg?width=1200)
記念撮影しちゃったり…
![](https://assets.st-note.com/img/1687528906657-MtPI0H6jYT.jpg?width=1200)
風のように走り去る姿をこんなに間近で見られるのは
ピクニックエリアならでは…!!
<終わりに>
競馬に夢中になる人も、
ピクニックに夢中になる人も、
呑んでパーリーしちゃっている人も、
とにかく来場者それぞれが思い思いに過ごしていて、
みんな違ってみんな楽しい!!それがアスコットなんだなと感じました。
イギリスの風物詩のロイヤルアスコット、
是非皆さんもご自身で体験してみてください。