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保育園で聞いてもらう
小学校での先生たちとの面談を終えた。
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特別支援学級に進むことを、次女と相談しないといけない。
本人の意思を確認しないと。
でも、まだ心が落ち着かなかった。
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面談後、心が揺れたまま、保育園に末っ子を迎えに行く。
保育園に行く途中も、自転車をこぎながら、涙を浮かべて、ぼーっとしてしまう。
ちょっとしたことでも泣きそうになる。
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どうしようかなーと思って。
保育園の事務室を覗く。
園長先生、忙しいかな~。
他のお母さんが園長先生と話してる。
少し離れたところをウロウロしてみる。
そしたら、園長先生が、ちょうどいいところに!みたいに声をかけてくれて。
年少さんのお母さんが、仕事やめようか悩んでるって。もったいないでーって話してるねん、って。
「このお母さんも、いろいろ悩んではってんで!」みたいに紹介される。笑
いや、今も悩みまくってますけど。笑
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少し、そのお母さんの話を聞く。
そうやんなぁ。育休からの復帰1年目って、しんどいやんなぁ。
うち3人いてるけど、どの子でも復帰1年目はしんどかった。ついつい、その子が生まれる前の生活を、そのまま続けようとしちゃうから。思い通りにいかなくって、しんどいよなぁ。
年中、年長になったら、一気に手が離れる感じがするから、びっくりするよ。え、そんなことまで自分でやっていただけるんですか!?って。
うちの子、落ち着きがなくて、だいぶ心配したけど、もうすぐ年長の今は、目を離してても大丈夫になった~。
自分だけ時短で働いてて。仕事行って、必死に仕事片付けて、あわてて保育園に迎えにくる。そんな毎日が、さみしいって。
そうやんなぁ。毎日、あっという間やんなぁ。短い時間で仕事を片付けるのも大変やし、仕事終わった!と思ったら、今度は、家事育児という次のシフトが待ってるもんなぁ。
保育園の帰りに顔合わせた人と、しゃべるの、けっこういいと思う!同じ学年じゃなくても、別にいいと思うし。
いつでも、声かけて~。しんどいなぁって言い合いましょ。笑
そんなことを話して、別れた。
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で、また園長先生を探して。
少し話を聞いてもらう。
なんていうのか。別に、支援級に通うことになるのは、わかってるし、その方がいいのもわかってる。
でも、まだ、気持ちが追いつかない。
園長先生と話して、早めにサポートを受けれるのは、いいことだな、と思った。もし次女が困ってるのに、サポートを受けられないまま、高学年になっていったら、それこそ、しんどい思いをすることになる。
児童数の多い小学校では、支援級に入れる人数も限られてくるから、そんなに簡単には声をかけてもらえない、という話も聞いた。
心配してた子が、急にやる気になって、自分の好きな事を見つけて輝きだすこともある。問題ないと思ってた子が、急にしんどくなって、元気をなくしてしまうこともある。
そんな話を聞かせてもらった。
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園長先生、ありがとう。他のお母さんの話は、いくらでも聞きますんで、また困ったら話聞いてください、ってお願いしといた。
私、成長したなぁ。
困ったときに、困った!って言えるようになったもんなぁ。助けて!って言えるようになったもんなぁ。
家族に相談するよりも先に、園長先生に相談したな、私、と思いつつ。
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だいぶ落ち着きを取り戻して、家路についた。