感情をやさしく受け止める日々
自分の感情を受け止める日々
急に仕事が忙しくなり始めて、あっという間に毎日が過ぎていく。
それでも、私の感情はポコポコとわき上がってくる。昔、感じないように無視していたものが、日々あふれだしてくる。
一つひとつ、思い出しては体感がゆるむまで、じーっと感じ続けることをしている。
腹が立っていたことをちゃんと認めて、心の中で怒ってみると、いい感じに抜けていく。本当はこんなこと感じてたんだ、と気づくと、ちゃんと過去になっていく。
心の扱い方が変わってきている
見て見ぬふりしてた気持ちを、体感として感じ直すことをしていると、過去のことだけじゃなく、現在の心の扱い方も変わってきている。
ズバッと言われて腹が立つとき。今までなら、さっと気づかないふりをして、波風立たないように、表面的な笑みを浮かべてやり過ごしてた。
でも今は、別に表には出さないけれど、腹の中で怒っている。で、ぐーっと力が入っている部分を感じ続けて、それが去るのを待つ。
その間に、違う視点も入ってきて、ま、正しいこと言われて腹が立ったんだな、と気がついたりする。意見をすっと取り入れられたりする。
なんて成長!
しかも、後で思い出して、なぜか自分を責めて、うわーってなることも減っている気がする。
いや正直なところ、まだまだ本当の気持ちを隠そうとしている自分もいるけれど。
腹が立つのをそのままにする分、感情の起伏が激しく感じるけれど。
でも、なんかちょっと、人間らしくなっているかもしれない。
心を開いて会話する
そんなことをしている一方で、いろんな人と話す機会があって。そんなに毎日いろんな人と話すと、すごく疲れるんだけども。
でも、ここにも変化が感じられる瞬間がある。
前なら、意味もなくビクビクしてしまった相手と、なぜか心を開いて話している。自然と自分の田舎の実家の話をしていたり。そして、よろこんで聞いてもらってる。
前の私は、ぎゅっと緊張してこわばってしまって、なかなか雑談への返事が難しかった。
今、会話のキャッチボールが楽しい。
嫌な気持ちになっても、そのことへの対処法がわかってるからなんだろうな。
嫌な気持ちになっても大丈夫。
まだもうしばらく、わき出てくる感情をやさしく受け止める日々を過ごす。