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感情を感じきるワーク:実践①

※感じたままに書き出している部分があります。読んで嫌な気持ちになるかもしれません。

感情を体で感じきるワークをすると、体が覚えている思い込みやブロックがすっと抜けるという。

さっそく感情を感じきるワークをやってみた。

手探りながらも、いろいろ体感して面白かった。なかなかの手応え。


まだ病み上がりの私。夜中に子どもが「水飲みたい」と言うので、眠たいけど起き出して、一人で2階の寝室から1階のリビングに行って、水をコップに入れて持ってくる。

眠りの深い時に起こされて、イラっとしてしまう。中途半端に目が醒めてしまって、眠れない。

ここが、ワークを実行するタイミングだと思った。せっかくイライラしてるし。

怒りを出しきる

まずは、怒りを表に出してみる。子どもたちが眠っているので、実際に声を出して怒るのはやめておく。本当はクッションを顔に当てて叫んだりするといいらしい。

顔は鬼のように怒った顔を作り、大きく口を開けて、泣き叫ぶふりをする。口からは少し空気がもれるぐらいで、声は出てないけど泣き叫ぶ感じ。

2~4歳ぐらいの子が癇癪を起した時みたいに、駄々をこねる感じで、顔を横に振ってみる。いやだいやだーなイメージ。

目標3~5分。怒りが出きって次の感情に移るまで、怒り続けてみる。

「なんで私ばっかり、めんどくさいこと、しなあかんの!」からスタート。うおーって怒りを放出してみる。

「人のめんどう見てばっかりで嫌!」「私のことも見てほしいのに!」みたいなのが、怒りと共に湧いてくる。

「なんで私ばっかり、人の顔色を気にしなあかんの!」

子どもの頃の気持ち

お母さんへの気持ちとして怒りを出したり、その後の感情を感じると、根に持っている気持ちが抜けやすいらしい。

自分の心の中のお母さんを呼び出す。

自分が子どもの頃のお母さん像が浮かぶ。

「私のことも見てほしい!」関連か、3~5歳ぐらいのときの記憶が見える。

大きな病院のベンチに座って、チョコレート菓子のアポロを食べている私。姉が小児喘息で、入院したり病院に通っていた頃があったと思う。

きっと静かにしてないといけない状況が続いた。ワガママ言いたいけど、言ってもしょうがない状況。お母さんの顔色を見て、ワガママ言えるタイミングを狙っていたかもしれない。

わぁーっと口を開けて、いやだいやだと頭を振ってみる。口を大きく開けていると、あくびが出てくるけど。

わぁーっと泣きじゃくるように、私のことも見てー!私の面倒も見てー!という、小さい頃の気持ちを見つける。

泣いて怒る感じで外に出す。
お姉ちゃんのことばっかりで、私のことは後回しだった!と怒っていると思う。

体感を感じきる

だんだん、怒り疲れてきて、ふっと体がずーんとする感じがやって来た。肩のあたりが重かったり、胃のあたりがぎゅーってなる。

別にこの感情に名前をつける必要はないらしい。でも、あえて言葉にするなら、寂しいとか悲しいかもしれない。

体の反応を味わう。肩のあたりがこわばっている感覚。胃のあたりに、こぶし大の固まりがある感じ。

そのまましばらく、じーっと体の重さや固まりを感じ続ける。

軽くなる

すると、ふっと体から力が抜けてくる瞬間が来る。胃のあたりの固まりが、ふわっとなってきて、ほぐれて、軽くなった。

また、お母さんのことを思い浮かべる。
自分の子育てのこともチラついて、お母さん、大変だっただろうな、と思う。

当時の大変さを具体的に想像する。

姉が夜中に喘息の発作を起こしたら、母も眠れず、かといってできる対処も限られて、つらそうな子どもの背中をさすりながら、ただ耐える。

病院に行くっていっても、幼い私も連れて、順番待ちして、お医者さんに診てもらって、薬を待って、会計を待って。私が飽きたり泣いたり、どこかへ行ってしまったり。でも、母の体は1つしかない。

いやそら、いろいろ手が回らないところも出てくるわな。

反証の記憶

そしたら、ふと、自分が中高生ぐらいの時の記憶が出てきた。

私が、こうしたい、とか、これ食べたいとか、そういうのに、めんどくさがらずにパッと動いてくれるお母さんを思い出す。

最近のことも。
寝込んでる私のことを気にかけてくれるお母さんだったり。アメリカ帰省から帰ってきて米不足でお米がない!ってなったときに、すぐに実家のお米を持ってきてくれたこと。

大切に思ってくれてる証拠集めじゃないけれど、いろんなエピソードが思い浮かぶ。
今、書いてても、涙が少し浮かぶ。

込み上げる

そうか。大切にされてたか。

また少し体がわーっと反応する。
何かが込み上げてくる。
その体感をゆっくりと感じるようにする。
体がじんわりとする。胸のあたりが詰まる感じ。腕が少ししびれている。

胸の詰まりが少し抜ける。まだ少し残っているかもしれない。

夜中に起きてしまったイライラは、もうなくなっている。

ワークを振り返る

どんどん違うエピソードが出てきたな。

自分が小さい頃のイメージが出てきた。自分が嫌な気持ちになるのもしょうがないし、お母さんがそういう態度だったのもしょうがない。

その小さい時の印象ばっかりが、自分に張り付いていたけれど、もっと大きくなってからのお母さんの動きを思い出した。

「自分のことを見てほしい」「自分の面倒を見てほしい」気持ちは軽くなった気がする。

これは、面白いワークだぞ!

もう少し他の嫌な思い出もやってみよう。

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