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安心地帯

疲れてるかもしれない。
なんか自分を責めて、逃げたくなる瞬間がくる。

どうしたんだ、私。

うわーーーっ!と思う自分の心を、一歩引いて眺めてみる。

そうね。
私、自由を制限されると、一気に逃げたくなるのね。

ちょっと常識外れなことをしてしまったり、ちょっとワガママなことをしたくなったり。

そんなとき、他の人からどんな目で見られるだろう、と想像して縮み上がってしまう。

そして、嫌になる。

あー、嫌だ、と口に出る。

さらに一歩引いて見てみる。

意外と気にしてるのは自分だけかもしれない、と気がつく。

ついつい過去の経験を引きずってしまう。

そうだ。
今の私のまわりの人は、現実的な問題を見てる人たちで、問題解決のジャマをしなければ、基本、別にどうでも何でも大丈夫、と思っていそう。

お互いの動きを監視するのではなく、目の前の問題を解決することに集中している人たちだ。

過去に経験した感覚、常識だとかルールを守るためのルールとか、そういうのでがんじがらめな場所と人の中にいたときの感覚は、もう脱ぎ捨ててしまえばいい。

そうだな。
私は安全地帯を見つけたんだ。自分が木の葉のように隠れられる森を。

安全って身の危険の心配がないって感じだから、安心地帯とでも呼ぼうか。

安心して自分のままでいられる、安心地帯。

この現状に感謝するのを忘れてはいけない。

そして、この森をさらに広げていければいいと思っている。

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