燃え尽きる寸前に助けの手
「ただ反応している」自動飛行モードで、やらないといけないことをこなしているうちに、燃え尽きるところまでやって来てしまう。
本当に燃え尽きる直前、急に怒りが湧いてきたりする。そこへ、助けの手が伸ばされる。
多忙な時
もうずいぶん前のことに感じるけど、2週間前まで、ものすごく忙しかった。
仕事は数年に一度の繁忙期。びっちり詰め込まれたスケジュールをこなし、ひたすら問い合わせ対応に追われた。
普段はゆったりとした職場なのに。ゆっくり座っていられる暇もなく、千本ノックを受けている感じがしてた。
そこに、子ども会やPTAの次年度の役員決めで、殺伐とした空気を感じたり。小学校の学級閉鎖があったり。子どもたちの行き渋りも相変わらず。子どもたちの体調不良だけでは済まず、自分もインフルに罹ってしまった。
一応職場に復帰はするものの、体調はイマイチ戻らない。それでも、千本ノックは終わる気配もない。
燃え尽きる寸前
いよいよ、イライラが募ってきて、眠れなくなった。夜中に目が覚めて、いろんなことを考えてしまう。なぜ、どうして。こんなにも、しんどい目に合わないといけないのか。
無性に腹が立ってきた。
その一週間前
その一週間前から、すでに予兆はあって。ちょうど、インフル後に職場に戻った頃。
保育園に子どもを送りに行ったとき、担任の先生が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
もう、笑顔を見せる余裕もなかったように思う。
「え?」と固まる私。
私の頭の中には「とにかく、やらないといけないことを、やらなければ」しか、浮かんでなかった。
思わず、目に涙が浮かんでくる。
「あんまり、大丈夫じゃないかもしれません。できてないことがいっぱいで。すみません。」
そんなとき、保育園の先生は、本当に心強い存在で。
「子どものことは、保育園に全部任せてくれたらいいから!何も心配しなくていいから!」と言ってくれた。
とりあえず、「ありがとうございます。」と、頭を下げて、涙をこらえて、仕事に向かう。
思考停止になっている
職場では千本ノックが続く。山積みの仕事をこなしていく。なのに、どんどん仕事が増えていく。
体調もまだまだ戻っていない。全部が嫌になる。
頭がぼーっとしていて、思考はハッキリしていない。
頭にも心にも余裕がなくて、無駄な動きも多くなる。
さらに余裕がなくなって、嫌な気持ちに覆われそうになる。
なぜ、みんな、私に丸投げしてくるんだ。みんなも余裕がないのはわかってはいるけど。もう、無理かもしれない。
帰宅後、疲れ切って眠りにつくけど、夜中に怒りで目が覚めてしまう。
*
つづきます。