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やさしい世界と言い切る

やっと元気になったと思ったら、また何かしら、心を揺らす出来事が起きる。

きっと揺り戻しなんだろう、と思うことにしている。

小学校に参観に行ったら、いろんな人に会う。ちょっと挨拶するだけなんだけど。

すごくやさしい声をかけてくれる人がいたり。
はたまた、その人自身、すごく厳しい世界で戦ってるんだろうと思わせる人がいたり。

厳しい人の世界観を垣間見て、私の心はギュッと締め付けられる。

どうせなら、私はやさしい世界に住んでいたい。

「やさしい世界に住んでいる」と自分でそう決めよう、と思う。

あぁ、本当に揺り戻しだ。今、私は試されてる。

人と話して、また、自分の生ぬるさを突き付けられるような気持ちになる。

厳しい世界で、こんな生ぬるいことをしていたら、ダメだ!という圧を感じてしまう。

でも、子どもとの経験を通じて、「いや、私は生ぬるくてもいい」を貫きとおそうとしているのだと思う。

そこはやさしい世界だと思ったら、本当に「やさしいしかない・・・・世界」になる。

よし。そう言い切ってしまおう。

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