振り返り②:覚醒
この一年ほどの間に起きたこと、感じたことを振り返っています。
覚醒
メインストリームやマジョリティに沿おうとする自分と、マイノリティだと感じる自分との対比に気がついたのかもしれない。自分はマイノリティ側だという感覚をずっと持ってきた。
常にマジョリティ側の目を意識していて、自分の感覚に従うよりも、「普通」であるよう装うことにエネルギーを注いできたのかもしれない。
それが、スピリチュアル方面の本を読むようになって、「自分の感覚をそのまま受け止める」を意識するようになった。で、「地球のルールに合わせるの、しんどい」という言葉が、すごくしっくりきた。
そうか。私、しんどかったんだ。
常に無理しているのが当たり前で、無理しない方法がわからなかった。無理しなければ、「普通」を装えない。
量子力学の話に行きつき、自分が世界を創造していると知り、「自分の感覚だけでいいんだ」「まわりの感覚に合わせるのは、必要ないんだ」と気が付いた。そのことを、「覚醒」というらしい。
覚醒の反動
覚醒した直後は、ものすごく嬉しくて楽しくて。なんか、鼻高々な気分だった。
ところが、覚醒しただけでは済まないようで、その後、奈落の底に落とされたような感覚が襲ってきた。
無力感と無気力がやってきた。何も手に付かず、ただ暗闇で漂っているような感覚。
まぁ、それは覚醒の後に多くの人が経験する流れで、異常事態でもないらしい、と、本やネットの情報で知った。でも、すごくつらくて。
今となっては、それまで無理していた部分のタガが外れたんだと思える。それまで無理やり突き進んできて、その原動力になっていた「理由」や「エネルギー」の部分を、ぼこんと外されてしまって、前に進むことも後ろに戻ることもできない状態になったんだと思う。
で、やっと、無理しない程度のエネルギーが戻ってきて、本来の自分の持つエネルギーで前に進めるようになり始めたのだと思う。
2回目のセッション
2回目のセッションは、ちょうど覚醒した直後だった。いろんな本を読み漁り、おおーーー!!そうか!「自分だけ」でいいのか!と気づいたばかりだった。
セッションでは、自分が得た知識を話すことで頭を整理し、「覚醒ですね」と言ってもらった。そこで初めて「覚醒」という言葉を認識したのかもしれない。
ただ、もう覚醒の反動がすでに見え隠れしていて、自分の中の怒りやイライラが表に出始めていた。
そこで、「イライラする相手は、パラレルの自分かもしれない」と助言してもらっていた。自分が選ばなかった道を進んだ人に、イライラしているとしたら。自分の目の前にいる人が、自分に何かを見せてくれているとしたら。
あと、「何か統計学的な占いが合ってると思う」と言ってもらった。「木」「火」「土」「金」「水」の五行思想に触れてみることにした。ただ、難しくて、のめり込むまでには至らなかった。
その後、無力感と無気力で満ちた暗闇を漂った。