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感想:セルフ前世療法⑥
セルフ前世療法をお風呂で決行。私は過去生で、戦国時代の若い男の人だった。子どもの成長に関われず無念さが残るまま、最期を迎えた。前世療法の最後に過去生の自分とハグをして、現実に戻った。
感想
見えたねぇ、と思った。
ちょっと外国の人とか見えるんじゃないかと期待してたけど、日本だった。
自分の想像とか、自分の知識の上に成り立っている世界のようにも感じるけど、話は自分で作ってる感覚というよりも、ただ、どんどん話が勝手に進んでいく感じ。
当時の言葉っぽいものが浮かんできたり、着ているものとか、家の造りとか、それなりにつじつまがあってる感じが面白い。
見えたものが本当に前世なのかは、重要なことではないと思っている。
自分の中でくすぶってる何かを、誰か他の人の人生として見ると、すっと受け止められるような気がする。
実は、実際に前世療法をやってみようと思ったきっかけがあった。
自分の前世の中にこんな人がいただろうなと思う人が夢に出てきたり、ふと、子育てに向き合うのが、今世の課題かもしれないな、と頭に浮かんできた。(夢に出てきた人は今回見た人とは違った。)
今回、子どもとの関係がフォーカスされてたのも、見るべきして見たものだったように感じる。
過去生の自分が、赤ちゃんを抱っこして、心が柔らかくなる瞬間、心が温かくなって人間らしさを取り戻す瞬間が、印象的だった。
あと、心の傷が原因で動けなくなってしまい、ただぼーっと過ごす日々。その間に子どもがどんどん成長してしまうことへの焦りを感じた。一緒にいろんなことを経験したい気持ちもあるのに、動かない自分の体と心がもどかしかった。
子育てと私
「子どもが小さいうちは手がかかるけど、その時しか経験できないことも多いし、振り返ってみればあっという間!」というのを人から言われて、はや10年。。。長い。。。これもまた振り返ると早いのかもしれないけど。長女と次女の間が少しあいているので、余計に長く感じる。この春に末っ子がやっと年中になって、また少し手が離れるだろうか。
ここ10年の記憶はあいまいで。その時その時に思いつくことをし、それなりに楽しいこともし、それなりにつらいことも経験し、なんとかここまでやってきた。
今のところ、映像で見た男の人と同じ無念さは感じずに、子どもと一緒の生活をそれなりに楽しめている気がする。
でも、もしかしたら、自分で今、感じているよりも、つらい気持ちを隠しているのかもしれない。突発性難聴になったり、人間不信になったり、ひどく落ち込むことはあったので、その間の抜けている記憶は補う必要はあるかもしれない。
人が言うように、子育てが落ち着いて振り返った時に、よく頑張ってたね、私!と思うのかもしれない。
子どもが大きくなると、もっと違う悩みが出てくるというのも聞いているので、振り返る暇もなく、どんどん時間が経っていくのかもしれない。
とにかく、子どもたちともっと一緒にいろんなことをすればよかった!という後悔はしたくないな、と今回、改めて思った。
セルフ前世療法、面白い体験でした。
ご興味のある方は、最初からどうぞ。