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マルチタスクをこなすために「今」に集中する

数年に一度の繁忙期がピークに差しかかっている。

常にマルチタスクを求められる感じがする。必死に目の前のことをこなしていくと、拍車をかけるように、さらに仕事が降りかかってくる。

マルチタスクをこなそうと思ったら、結局「今」に集中するのがいいのかもしれない。


とりあえず失敗を振り返らない

毎日、必死に、臨機応変に対応している。
とはいえ、全部が全部、うまくいくわけもない。

その都度の反省はしないようにしている。ゆっくり反省する時間もないのだけれど。次に活かせるものだけ、反映させて改善していく。

忙しいと、いろいろ消化不良を起こしそうになる。
ふと、「あのとき、こうしたらよかった!」が湧き出てくる瞬間はある。

でも、もうその思考を、必要以上に追いかけるのはやめた。

今が最善。あのときは、あれが最善だった。
失敗しても、次に活かすだけだ。いつまでもクヨクヨしないようにする。
人手は足りてない状況なんだ。待ってもらうしかない。

どうしても、「あぁ、あのときの自分は、ちょっと感じが悪かったなぁ」と思ってしまう。ワニワニ(=パニック)になって、声に困惑と不機嫌が乗っかってしまう。

もっと、落ち着いて対応できたらいいのに。
そんな風に自分を責めそうになる。

でも、あれがあのときの私の最善だ。改善するとしたら、待ってもらうことを前提に、どれぐらい待ってもらうか調整したらいい。

動いてるときに反省しちゃうと、そっちに気を取られて、さらに多重のマルチタスクになってしまうもの。

対応スキルが上がっていく

ロールモデルを意識したりして、少しずつ、対応スキルが上がっていってる。

失敗しそうになって、うまく取り戻せたときもある。

一気にいろいろやりすぎて、あっちとこっちを取り違えそうになる。
ワニワニになりそうになって、手元が狂いかける。

そこで気持ちをリセットして、すん、と気を取り直す。

いったん深呼吸して息を整える。
そこから、また落ち着いて取り掛かる。

切り替えに成功した瞬間は、自分でも気持ちよかった。

凪の状態

そんなことをして、どんどん「無の境地」にいたりそうな「凪の状態」で仕事を進めていたら、なぜか「なんか、薬剤師さんみたいやな」と笑顔で言われた。

「あなたに必要なお薬(ソフトや設定)はこれですね」と、処方にしたがって、容量用法をお知らせする感じらしい。

たしかに、しゃべりかたも、なんかそんな雰囲気だったかも。
「次にお待ちの○○さん~」って感じも。笑

でも、私の頭の中でイメージしてるのは、歯医者の受付のお姉さん。

あれだけ大変な状況なのに、心中はワニワニのギリギリかもなのに、声を荒げず、一つひとつ丁寧に進めていく。

目の前にある「今」に集中する

目の前の「今」に集中する。
一つひとつ、丁寧に扱う。
前後関係を考えるのは、必要最低限にとどめる。

結局、そこに行きつくんだろうな。

noteにいろいろ書き出してみて、ずいぶん、心が軽くなった。

繁忙期もピークを過ぎてきているし、もう少し心穏やかに過ごせるといいな。

忙しくて、心を無くすと、感じの悪い自分、性格の悪い自分が出てきてしまって。それはそれで面白いのだけど。

できれば、ご機嫌で過ごしたい。

来週もまた、一つひとつ丁寧に。
楽しくやっていきたい。


▼ワニワニ言ってる理由

▼理想のマルチタスクな人、歯医者の受付のお姉さんの話

▼私もお姉さんみたいにやってみたら、いい感じだった話

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