プラハの取り留めのない記憶
自分がセルフ前世療法で見たイメージが、本当に自分が生きた前世なのかも、とリアルに思えるのは、前世探究をされている研究太郎さんのnoteを読んで、そうか、つながってくるんだ、と思ったから。
占いや夢の中、ヒプノセラピー、アカシックリーディングで手にした情報やイメージが、歴史とつながっている。
前世で同じ時代、同じ場所で過ごした人と、日本で出会ったり。
「小説より奇なり」な実体験を、楽しみに読ませてもらっている。
研究太郎さんは、8月に前世探究のためチェコを訪れる。ご自身の前世を過ごした地に足を踏み入れると、どんな感じがするんだろう。
フス戦争の時代のチェコのこと、歴史書には残されてないようなことが、研究太郎さんの探究の結果、日の目を見ることになるのが楽しみです。
プラハに思いを寄せる
研究太郎さんの旅を目前にして、ふわーっと昔、チェコの首都プラハに行った時のことを思い返している。
私にとって、プラハは友だちに連れられて行った街。予備知識もなく、ただ訪れて友だちと楽しく過ごした街だ。自分からピンと来て、行くぞ!というより、連れていってもらってる。
それでも、たびたび、プラハに行ったときのことを思い返す機会がある。子どもにも写真を見せたことがある。
20年ほど前に2回訪れた。一人の友だちが関連していて、彼女はプラハにすごく思い入れがある。
今回は、少し思い出したことと、あとは写真を並べてみようと思った。
あまりにも取り留めのない記憶すぎて、だからどうよ!って思うけど、ま、せっかくなのでね。
1回目のプラハ滞在
学生時代に、スコットランドのエジンバラで出会った友だちがいて、その子の友だちと私の日本人3人で、ヨーロッパの鉄道周遊パスを使って旅をすることになった。
若さと勢いで、行けるだけ行こう!と、西はスペインから、東はトルコまで、バックパック背負って旅に出た。
その予定を立ててるとき、友だちが「プラハが呼んでいる~」と言うので、チェコのプラハにも泊まることにした。プラハが呼んでるって!と、当時はよくわからなかったけど。まぁ、呼ばれているなら、行きましょう、と。
ちなみに、私はイタリアがすごく好きで。地中海が好き。
プラハに列車が到着したのは、わりと夜遅かったように思う。しーんとした駅構内の雰囲気に、友だち二人は、ひゃーってなってた。何か怖い雰囲気を感じたらしい。私は何も感じない。
翌日は限られた時間の中、めいっぱいプラハ観光に。
その時の記憶でいちばん覚えているのは、広場にたくさんテントが並んでいて、お店がずらーっと並んでいる。人形劇用の人形がたくさん売られていて、大きいのも小さいのも、塗りが丁寧なのも雑なのも、なんか、よりどりみどりな感じだった。
プラハでカバンを買ったかもしれない。なんかふらっと立ち寄ったお店で、ウエットスーツ生地でつくったショルダーバッグが売られていて。グレー地に蛍光ピンクのラインが可愛い!と一目惚れして。帰国後も、気に入って使い続けたように記憶している。
友だちは、やっぱり呼ばれただけあって、満喫していたように思う。1泊と記憶してたけど、2泊してたかな。
みんなでキレイな夕日を見たと思う。
2回目のプラハ滞在
プラハに呼ばれた友だちは、結局その翌年、プラハで仕事をすることになって、移住した。
本当にプラハが好きなんだ。本当にプラハに呼ばれていたんだな、と思った。
2年の予定でプラハに住み始めた彼女のもとに、せっかくなので、と遊びに行った。(その後彼女は、また違う仕事を見つけてプラハに定住することになった。)
友だちが仕事してる間に、一人でプラハの街をブラブラ歩く。
プラハ城のあたりは、素敵な写真がいっぱい撮れた。当時のデジカメはまだ、200万画素~300万画素ぐらいだったかな。
路地裏を歩いてみたり、少し遠くの方まで歩いたりしたと思う。路面電車にも乗ったな。
なんせ、20年前の記憶。
すんごい奥に仕舞いこんでた記憶を引っ張り出す。
結局、私はどこの街にいても、やることはそんなに変わらない。
普段の生活に近いのかもしれない。
スーパーに買い物に行って、野菜や肉を買って。家や宿に帰って料理する。
街角で、あ、この景色好き、と思って立ち止まる。
あまり人と触れ合うことなく、その場の空気を感じてみたり、その場所の歴史に思いを馳せてみたり。
振り返ると、せっかく訪れていたんだから、もっと満喫の仕方があっただろう!と思うけど。
当時の私も、今の私も、あ、ここ好き!って思う瞬間を求めるだけなんだろう。
あ、でも、よくよく思い出すと、友だちに連れられて夜遊びに出かけたわ。連れていってもらうから、どこの何に遊びに行ってるか、わからないけど。
なんか、楽しい。それだけ。
写真たち
ということで、本当に取り留めのない内容になってしまった。
私の、あ、ここ好き!な20年ほど前の写真たちを並べて終わりにしたいと思います。