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ボストンとロブスターサンド・歴史のサイクル

あけましておめでとうございます!(本日は2025年1月17日… )

今年もぼちぼち始めていきます。去年もいろいろな都市や地域を回ったので、旅ブログもジャンルとしてやってみたいと思います。とりあえずは2024年12月に行った米国ボストン。

ボストンは、ニューヨークから電車で4時間ほどのマサチューセッツ州の州都です。米国の歴史が始まった場所として教科書では習ったような気もします。

Uberからの風景

ジョージワシントンのみならず、いろいろな偉大な人が、ここでいろいろな戦いをしてきたことを感じることができます。

ボストンの駅を出たところ

家康も、始皇帝も、ナポレオンも、チャーチルも、まちづくり、国づくりとはまず血を流す戦いがあって、その先に秩序(和議、ルール、法律)を作る工程があって、その中でようやく自由(日々の生活、市場、商売)が訪れる。

挑戦したくても、挑戦できない時代や地域が多々ある中で、挑戦できるのにしないのは、個人的には、国を作って守ってきてくれた先人に失礼かなと、改めて感じます。

世界的にコンサルティングファームのボストンコンサルティンググループもここ。本社も見てきました。アカデミックな落ち着いたところが本社なんだな。。

まちは、とても落ち着いており30代半ばの僕には、過ごしやすい印象。

F-1専用のゲームセンターなど、大人の遊び場もちらほら。 

F1専用のゲーセン

全体的に出展されているブランドはハイエンド、、、とは言ってもギラついているものは見当たらず、東京で言うと、麻布台ヒルズ周辺にありそうなお店やテナントが多かったと思います。

ボストン茶会事件の場所


クラムチャウダーは、日本でもお馴染みのスープですが、このロブスタービスクは、お店によって味が違いそうで楽しめそうです。
僕は、このお店に限っていえば、クラムチャウダーの安定感が好きでした。

ロブスターサンド

ボストンは、米国でも住みやすい/住みたいまちランキングは常に上位なのはそのまちの雰囲気で感じました。特に、清潔感や治安の良さ、変な人が少ないのと、アカデミックな街なので教育水準が極めて高い。

心なしか街ゆく人たちも、とても穏やかで優しい人が多く、僕たち日本人はマンハッタンよりも落ち着くと感じると思います。

ボストン茶会事件は、イギリスからの重税にキレた人たちがイギリスからきた紅茶を湾に捨てまくったら、湾全体がお茶の香りがしたので『ティーパーティ(茶会)』と言われているのは世界史で習った記憶が蘇ります。

歴史は、為政者1人のトップが決められるものではないのでしょう。

歴史には二つの説があり、
『Aさん、その人がいたからBは起こった』
『Aさんがいなくとも、別の誰かがAさんになり、Bは起こった』

と言うものです。僕は大きな流れでは、ことごとく後者だと感じます。もちろん局面局面では、個人プレーもあり得ますが、それは戦術が素晴らしくても戦略が間違っていれば、勝負に勝てないのと同じように、局面打開は個人プレーで出来ても、トータルでは、環境が人を登場させるものだという考えに強く共感してます。

翻って現代は、主要国の債務増加、それにともなう過度な重税、貧富の極端な格差拡大と権力への不満。

しかし主語を変えれば、どの時代どの国や地域でも、サイクルとして訪れる。

このサイクルの発生そのものを止めることは出来ませんが、それをいかに、穏やかな波にするかが、リーダーに課せられる役割。

上記は国家を主語とした話ですが、個人を主語とする話とするならば、どうしても波に飲まれそうになったら別の波にのる準備もしておかねばならないのだと感じます。


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