「仏果を得ず」 三浦 しをん
文楽の世界
若手太夫の健太夫(たけるたゆう)の物語
つかみどころのない三味線の兎一兄さんと組めと言われたところから物語は始まって芸と恋と人間関係と。
迷い悩み前に進んでいるんだか、いないんだか。
去年、霜乃会の札幌公演でちょこっとだけ
この世界を垣間見たので興味が湧いて借りた本
話の舞台が文楽だから遠い世界の人も多いだろうけど
全体のストーリーは軽めで読みやすいと思う
それにしても師匠と弟子の世界は不思議
突然文楽にはまって人生の方向がらっと変えて太夫になった健太夫は
面白い
こういう人が実際にいるんだろうなぁ
狭いど深い世界にいるってこんな感じなのかな
そういう人に惹かれて恋に落ちる人もいて
人間世界の面白さが出るのね
生きてるって面白い、いろんな意味で
いいなと思ったら応援しよう!
サポートはタイで美味しいものを食べるのに使わせてもらいます♪