写真集「X-ing」が叶えた夢(後編)
前回の続き。写真集「X-ing」を233PRESSから2019年に出版後、僕の作品が2020年にいよいよシンガーソングライターのナオト・インティライミさんの配信シングルジャケットに採用されたのですが、さて僕がそれまでにしたことと言うと、、、実は何もしてなかったのです!レコード会社への営業も、アートディレクターへのコンタクトも一切していませんでした。そもそもどうやったら音楽ジャケットに採用されるかなんて分かっていなかったのですから。
ではどうしてこんな話になったのか?実はナオト・インティライミさんの関係者の方が僕のインスタグラムをフォローして頂いて(その時点ではその事実は僕は知りませんでした)、ナオトさんのジャケットに使いたいという話を本人やレコード会社の方に話をされていたようでした。そこでレコード会社のユニバーサルミュージックの担当の方からインスタのDMで依頼が入ってきたのです!ということで全てはインスタグラムが勝手に僕の代わりに営業をしてくれていたのでした。ちなみに実はそのDMが届いたのはなんと僕の誕生日!神様からの素晴らしいプレゼントでした!!
初めは半信半疑でしたがメッセージのやり取りをしていくうちに現実味が出てきて、時間が経つごとにドキドキしていくのでした。使用する作品に関しては撮り下ろしではなくストックの中から選んで頂く事になったのですが、これも実は次への奇跡に繋がったのです。
使用して頂く作品をまずは3点候補を挙げたところ、先方のイメージ通りではなかったようで、もう少し具体的なイメージを伺って次は5点ほど候補を挙げると、ピッタリのもの(上の写真)があったと言うことでそのまま採用。が、話はここでは終わらず。実は既に次のシングル計画もあり、2回目に候補を挙げた作品の中にそのシングルのイメージにピッタリのものがあると言うことで、その作品(下の写真)も合わせて採用をして頂くことになったのです!こんなことあります?って疑ったけど運を味方にできたのかなと思うのでした。
さて、そもそもナオト・インティライミさんの関係者の方にフォローを何故されたのかを考えてみました。それ以前に僕は小説の装丁にも作品を使用して頂いており、インスタのハッシュタグに「装丁」と合わせて「アートワーク」と言う言葉もキーワードにしていました。もしかしたらそれらのキーワードでヒットしたのかなと推測しています。
今はインスタの運用ではあまりハッシュタグを付けすぎるのは良くないという分析もされているので、どんなキーワードをどれだけ使用すれば良いか悩みどころですが、検索をする人の気持ちになってキーワードを探すのが基本なのかなと思います。
今回は写真集の出版が直接的にシングルジャケットに作品が採用された訳ではありませんでしたが、この夢を叶えたいという願望がインスタへの投稿にも繋がったのかなとも分析ができるかもしれません。
さてこんな僕の夢を叶えるために出版した写真集「X-ing」ですが、オンラインでいつでもご購入できます。詳細はこちらどうぞ。大きな夢や目標を持つことを恥ずかしがらずに実行に移すと意外と叶うかもしれませんよ!
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